雑誌等の連載も一旦途切れ(春から何か始まるかも)、ほうっておくと何もしなくなるのですが、やはり公の場への情報として残しておくべきものがある言う事で、痴虫ノートに色々残して行こうと思いました。
予定では各月の1日と15日にコラムとして文章を上げるのと、それ以外に細かい情報はその場その場でアップ、という感じ。ですが、キープキャストや普通のルアー、確定申告等々、やる事山盛りでいきなり頓挫。

2/3日の時点で以下の分までは書き進めていましたので、一先ずそちらの方アップさせて頂きます。

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〈ブログ再開のご挨拶〉
 ブログ並びにコラム的な情報としてはご無沙汰しております、痴虫の松本です。
 2018年になり気持ち新たに、放置していたコラム的活動を自身のブログと言う形で再開する事にしました。調べてみると長期連載では、2016年の夏にBasserさんのコラム「チム史」(100回 8年と数ヶ月)、2017年の春にスポニチのコラム「痴虫松本のええじゃないか!!」が終了しました。その間、ロッド&リール(以後ロドリ)さんやトップ堂さんでの連載もあったりして、一時期は月に3~4つの連載が重なる事もありました。あの時は本当に大変だった。そうして締め切りに追われて苦しんだのに、いざ無くなるとなると寂しいものです。去年はコラムの変わりにデジオ(インターネットラジオ)を頑張っていましたが、やっぱり文章もあった方が良いなと思っていました。そんなで、スポニチ終了から8ヶ月と少しお休みを頂きましたが、また少しずつ決まったペース(毎月1日と15日更新予定)でコラム的な事をしていく事に決めました。
 去年はデジオ(デジオ虫の声2)ではその時々の事を話してはいますが、文字にはなっていない事が多々あります。なので、当面は最近のお話と、去年の印象的な出来事や、残しておきたい情報等との2つの時間軸で書いて行こうと思います。では、前置きはここまでにして、早速近況報告から始めます。
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〈動画の話〉
 今年に入って、ネット上での動画配信に幾つか出させて頂きました。

 1つはセンドウアニキの「釣りゲバ」という日曜の夜21時から始まる生放送です。「情報は探せばネットのどこかに転がっている」と思っている僕はリアルタイムで情報を追うのが苦手。それゆえ「アニキが何かしてるな」と思っていたものの生放送ゆえ見逃していました。しかし、その生放送の中でどうやらゲストとして指名されていた様なのです。誘ってもらったら出るでしょ、と思って「釣りゲバ」の話を周り&本人から聞くと、なかなか危険な番組との事(汗)つまり、生放送だけで後から聞ける様に話した内容の情報データのアップをしないのはそういう事(思い切った話をギリギリまで攻めるため)だと。
 自分でもデジオを録っているので解りますが、言葉は選びます。他社に比べ、かなりコンプライアンス低めで言いたい放題している僕でも形に残る物には最低限神経を使っているのです。お客さんを不愉快にするのは嫌ですからね。僕は情報を残すものとしてやってきましたが、その逆で一期一会を楽しむと言うやり方もあったのかと。そんな訳で、釣り業界の人が聞いている割合が非常に高く、まだ一般的には大きくは認知されていないこの番組に誘って頂いた翌週に行ってまいりました。4時間も話をしたので、内容をここで上げるのは無理ですが、結構良い話をしましたよ。アニキとは馬も合うし、アニキのお話スキルの高さは常々感じていたので、かなり楽しく話しました。勿論、データが残らない点も頭に入れて時々暴走しながら。一応、順レギュラー狙いで月に1回はお邪魔しようと思っています。次回出る時は早めにアナウンスしましので、是非日曜の夜の少し危険な生放送に耳を傾けて下さいませ。

釣りゲバ(リンク)



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 もう1つの動画がロドリの編集者のズーシミこと志水くんが始めた「Zootube」ZOOSHIMI channel ズーシミチャンネルです。ロドリさんの動画ページではなく、あくまで彼個人のページみたいなのですが、編集者という事で各メーカーにつてがありフットワークも軽く懐に入る人なので色々なメーカーに潜入取材をしに行くんじゃないですかね。始まったばかりですが、面白くなって行きそうな気がします。
 彼の家と痴虫工房が近いという事もあり、2人目のゲストで取材を受けました。前編は作業場に忍び込んで盗み撮りをすると言うスタイルで、後編は潜入がバレて素直に盗み撮りしたルアーの動画を取りに行きました。僕も小芝居が好きなので、楽しく撮ってもらいましたが内容は本当のスクープです。なんせ、まだ僕の方でも情報を公開していないカブメスのラトルインモデルを動画で撮って行ったのですから。このコラム同様に、動画もやらないとなぁ、やったら楽しいだろうなぁ、と思っていた所でこれに出て、改めて文章でもデジオでもない良さがある(というか、今は皆が手軽に動画をやる位、主流になって来ていますよね)なと改めて思いました。だって、動きとか音とか簡単に伝える事が出来るんだもの。出演しながらも、動画の取り方を少しは見る事が出来たし、困ったら教えてもらえる人が近所にいるという事で、僕も近いうち(コラムに慣れたら)動画をやりたいなと思っています。僕の周りには、チーム痴虫の2人や、良忍君等のオモシロ(釣りウマ)素人、それに仲の良い業界人、楽しみ上手なトッパーの仲間と色んな友達がいるので、そんな人達と楽しさを提供して行ければ良いなと思っています。

ZooYube(リンク)


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〈心臓ラトルa.k.a.チムどんどんの話〉
 今日は冒頭の挨拶もあり少し長くなりそうなので、去年の話はお休みしてこの項で終わろうと思います。
 上記の「Zootube(ズーチューブ)」で情報が公開されたラトルモデル。痴虫では「心臓ラトル」と呼んでいます。動画を見て頂くとある程度その説明はしているのですが、もう少し詳しく書いてみますね。
 ルアーの機能の1つとして「ラトル」があります。「ジャラジャラ系」「コトコト系」「ワンノッカー」など音の周波数やラトルの数、種類等でかなりの種類に分けて使われています。その狙いは、視覚で見つけにくいルアーを音を出して見つけてもらうというのが一番強いですかね。それ以外だと怒らせたりしてスイッチを入れるとか。
 痴虫の心臓ラトルにもその機能はあると思いますが、ラトルのシステムが小さめでシンプルなのでそこまでは強くかなぁ。特に色々音が出るパーツが付いているルアーだと、ラトルの音がまぎれる事もある気がします。(次回に続く、スミマセン)
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というわけで、心臓ラトルa.k.a.チムどんどんの話の途中ではありますが、一旦更新という事で。
名古屋までに、つまり3/1日分として続き書く様にします。

ではでは、ブログの方もコツコツ続けて行きたいと思いますので宜しくお願いいたします。

痴虫松本


# by chimush1 | 2018-02-22 11:52 | コラム
前回からえらく空いてしまって申し訳ありません。
後1色を残して説明が止まるという…。
ほんとごめんなさい。

色解説4色目はメダリオンヘラクレス

まず始めにメダリオンのネタが1つ。
それは、初バスゲットのルアーがこれだったという事。
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雨の日のダム湖、濁りが入っている事に気がつき色を変えてすぐのバイト。
まあ、場所も良かったんだけど(笑)。

その日の事はスポニチコラムに書いているのでそちらも伏せてチェック宜しく。

さて、このメダリオンヘラクレスという色。
狙いはズバリシルエット。
そう、限りなく黒に近い茶色で、まあ僕は黒と認識してこの色をレパートリーに入れた訳。
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モノクロにしても変わらないのだが
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まあ、こんな感じ。

モノクロにして変わらないというのは、このカラーが彩度のある“色:color”の要素を武器にするというより、白黒になった時の明暗の差を武器にするべく作った色だから。
変わらなくて至極当たり前である。

さてさて、本当いつも通り恒例の、薄目写真チェック。
ホワイトバック(=空が明るい時に下から見上げたイメージ)では、お腹の黒と背景の差で、しっかりシルエットが出ている。
逆に背景が黒ではかなり馴染むと言うか、とけ込んでしまう。
そのかわり、今度は背中の白がとても目立ってくる。
このルアーが、くるくるとロールした際この背中の白がとてもチラチラ目立つ事になると。

という訳で、このルアーに自分が求めた要素は(先ほども書いた通り)シルエットによる強さなわけだ。


さて、ここからは黒色のルアーの話になるのだが、最近お店の人と話をしたりするに、どうも黒色のルアーは不人気だと聞く。
僕の中でこれに関する結論は出ていて、こうじゃないかという理由は何となくだけど持ってる。
でも、あまりそれを解いてどうだこうだと言っても、それは楽しい話ではないので置いといて、僕が愛する黒色の具体的な使用ポイントを書いておこう。


黒色
僕自身はルアーによって、もしくはシュチュエーションによって絶対の自信と信頼を持っている色。
だけど、先ほども書いた通り世間では人気が解れ、確かに塗っているメーカーも少ない。

<僕が黒を使うタイミング>
●雨が降って水面が荒れたとき
●風が吹いて水面が荒れたとき
●水が濁っているとき
こういった時は黒の出番である。

黒はそのシルエットの強さ故に、サイズのデカいルアーの時は目立ちすぎる傾向が見られる。
なので、ルアーの背景が荒れて普通のカラーでは見にくくなった時、濁って黒の強さが弱まり、逆にちょうどいい強さになる時、それが黒の出番である。

という事は、例えば大きな滝壺や、流れで水面がよれている場所などは、天候に関係なく黒色を使っても、強くなりすぎないので大丈夫。
初めの写真の2012初バスは、雨の濁りもあったが、滝壺の下で泡にまみれながら引いて来た時に食った魚である、ほかの色では弱すぎて気づいてもらえたか不安なくらいの所だった。


次に、環境の条件ではなく、ルアーの条件で黒を選ぶ事がある。
それはシルエットが小さく、少し頼りないルアーを使う時。

シルエット小さめ、細めのルアーはいくら色を強くしても、全体的に弱っちいので魚がビビらない。
なので、逆に小さめ細めは強い色をどんどん試すべきである。

小さい海馬75、55、海馬free90などは黒を基調にしたカラーで結構釣果を出している。

この2つが僕が黒を使う時に気にしている事であり、黒は僕にとって無くてはならない色、変わりのない色の1つである。
なので、うちのルアーでは黒、もしくはダークカラーのルアーは用途によって必ず塗られているのである。


さてさて、というわけで今回もしっかりと企業秘密を書き出した。
後は皆さんがこの話を覚えていて、是非フィールドで役立ててくれればと思う。


次回はカブメスの続きではなく、紫外線反応をするカラーに付いて、書こうと思うのでお楽しみに。
色解説3色目は迷いアユ

この色は珍しく練習した。
練習と言うか、ベースのカラーが色々な意味で初めてだったので、欲しい色になるか塗る前に見たかった。
気づけば練習塗りを含め同じコンセプトで派生カラーを数色塗るに至った。
そして今回のカブメスの迷いアユである。

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僕の中での肝は
●ぼんやり赤く光るボディ
●嫌われない範疇でのアピール

狙い所はあるが、それを主張しすぎない。
よって、かなりオールマイティーというかつぶしの効く色になっていると思う。

その辺りを、いつものモノクロ調査を含めて確認してみよう。
まずはカラーの背景差し替えから。
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そしてモノクロ
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これに関しては、やはりというか想像通り。
ただ、モノクロにしても、思った以上にヌメッとしているのが印象的だった。
いわゆる銀と言われる様な光り物の塗料は使っていないにもかかわらず、わりと光っている。
それと、モノクロの白バックを薄目で見て思ったのだが、ルアーが結構暗く見える。カラーの白バックだとそんなに気にかからなかったのだが、モノクロだとこの色が明るめの中間色である事が解る。


本来魚というのは決して目立ちたくは無いはずである。
なぜなら、目立つ=見つかる→狙われてしまう。
出来るだけ馴染みたい。
その切なる願いが色々な魚の色を作っているのだろう。
しかし、馴染むためのあのボディーのキラメキは時に目立ってしまうと思うのだが…。

このルアーのボディーの色は(あくまで僕なりにではあるが)ギラッと光らずに、なんとか馴染もうとした、そんな色である。
まあ、魚や鳥ではないので『人間どもは馴染んでると思いがちでしょうが、実はこれが自然界では結構目立ちまして…(川鵜談)』
なんて事になっているかもしれないが、あくまで自分目線で馴染んでいるんじゃないかと。

で、ボディーはそんな感じで馴染ませる方向で色作りをした。
しかし、それ以外の所々では、ちょっとアクセント的なルアーの要素も入っている。

フィールドで水に浮かべると思った以上に目立つのが、肩に敷いたチャート。
上からパールを載せているので、ルアーだけ見ているとそこが目立つ事はないが、それがちょっと薄暗いハングの下などで泳がせると、何ともいい具合に目に入って来る。

それと、このルアーの特徴の全体的にぼやっと赤い光。
これは、僕がとても信用している釣り人の話で、アユが赤く光る時があると言う。
どうも、素では信じられないのだが、その人自体は限りなく信用出来る。
という訳で、思いきってそれを鵜呑みにしてしまってベースカラーに用いた。
これも、ルアーをゆらゆら動かすと、感じる事が出来ると思う。

あくまで基本的な色でありながら、所々思いを含ませる。
2011年の色のテーマの「7割主義というか、良い意味で中間的な色作り」を最も上手く形に出来た色の一つであり、我ながらお気に入りの色である。
後は、フィールドで思う存分使って、各自ここが良かったんじゃないか?
とか、この時間になると背中が奇麗なんだよな。
とかいっぱい感じて楽しんでほしい。

そんな事をしているうちにいつか魚が釣れてくるであろう。
魚はこいつの事は嫌いではないはずだから。
色解説2色目は夕焼けシャッド。

さて、夕焼けシャッドなるこの色、いつも通りの写真から。
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あーきれい
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いつも思うのだが、この色説明、この写真&モノクロ写真が重要な内容の半分位を締めていると思われる。

そして、実は自分でもドキドキするモノクロモード。
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モノクロでもいい感じ
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やっぱ面白い。

度々言うが、この写真を見る時は、時々薄目で見る事。
そして、そのぼんやりとした視界の中から、何となくの印象を持つ事。
を意識してみてほしい。

何となくの印象というのは、案外明るいなあとか、やっぱり背中は暗い背景に馴染むなあとか。
今回僕自身が感じた事は、モノクロになるとかなりオーソドックスなカラーリングなんだなーという事。
モノクロ写真だけを見た人はこれが、テネシーシャッドや、黒銀、黒金と言っても気が付かないだろう。
そういった意味でも、このルアーがシャッドの部類である事が解る。



で、実際この色はどんなイメージがあって塗ったのか?

●チャートベースのルアーが欲しかったという事。
●強い明滅の変化を入れるという事。

チャートベースというのは、僕自身のコンフィデンスカラー(自信を持っている色)。
まず始めに白系ベース(アイボリーとかパールホワイト)かチャートベースを投げる。
どちらもモノクロにすると明るい目の色で、外し難い色と思っている。

そして、チャートはなんというか、派手な感じもするし水に馴染む感じもする。
特に緑系の水の色の時は自然とチャートを手にしている。

少し味付けは変えてしまっているが、元はクランクベイトの色。
どきっとしたのはそのルアーの肩の色だった。

肩の色と言えば、僕が塚本さんに出会って初めて話をした時の話。
クリークチャブのレインボーカラーのザムザの調子が良くて、何故このカラーが釣れるのか?という質問に
「肩を一瞬光らせて、背中に暗い色を持って来ると、そのフラッシングの効果で背中の色がより強く見える」
と教えていただいた。
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これがその質問をする事になったルアー。

この話からレインボーブームが訪れ、何度もこのルールに乗っ取って塗り、気づけば僕の骨身になった色の一つとなった。
元になったクランクは、その肩の光らせ方がとても良かった。
それをいつか使おうと脳に留めておいたのが、今回花開いたという訳。

説明が先に来てしまったが、この肩の効果でもう一つの特徴の“強い明滅の変化”が生み出されているのである。
チャート、蛍光オレンジから一度ブルーパールで肩を光らせて、背中のパープルを見せる。
そのパパパッという変化で、ルアーの印象を強くする。


他に、黄色系のルアーは朝夕に良いという話があるのだが、それは人から聞いた話なので、僕がここで広げる事ではないだろう。
ただ、それを話している人達はとても信じられる人達なので、そのこと自体は心に留めておいて損は無い。

長くなってしまったが、水に浮かべて黄色系良さそうと思えたら、この色の出番である。
さてさて、名古屋のイベントを挟み少し間が空きましたが、今回よりカブメスの色の話です。
前回はスプーンがいかに光を使う事を考えて作られたルアーか、という事について書きました。
まあ、光以外にも腹で水を押したりする要素も重要なのかもしれませんが、僕がいいなーと思ったのは背中の反射によるアピールだったという事です。


その流れから今回はその思いをプラグに落とし込んだ「Spooon」カラーについて。

まずはいつものバック色違い写真から。

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明るい背景

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暗い背景

Spooonは左右で色のあたりが違うので今回は3方向からの並びにしてみたんだけど、それでもなんか解りづらい…。

色の話をする前に、まず始めにカブメスというルアーの動きの特徴を知っておいて欲しい。
それはロールの動きがとてもしっかり出るルアーだということ。
それにより、今回のカラーは全体的に縦割りで、色の変化がしっかり出る物を多めに採用した。
その中でも、このSpooonは今までに無い不思議な色の割り方になっている。

いや〜しかしこのルアー、なんとも説明しづらい。
なんというか、時にシルエットがしっかりと出る事もあれば、時に光りの中に消える。
消えた時も、ある部分だけが何かちらりと見えたりする。

そこにあるのは解るけど、何か良く解らない?
自分が魚だとすればそんな感じで見えるんじゃないかな〜と思っている。

色が無い方がイメージしやすいかもしれないので、モノクロを上げてしまおう。
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薄目で画面を見てほしい。
同じルアーなのに、3つのルアーがぱっと見える時と、背景にに馴染んでいる時があるのが解ると思う。

これで、少しは上に書いた見えたり消えたりするという、話がイメージ出来ただろうか?
つまり、ロールした時の再度の面の色によって、背景に馴染んだり、強調されたりする。
それが、上のシルバーの反射面と、腹の横向きになった魚のアンシンメトリーな色合いで複雑に見えるという訳。

見えたり見えなかったり、光ったり、消えたり。
なんていうか、ルアーその物を凄く簡単に見せないというか、興味を持たせる事が出来る色なんじゃないかと。
これって、魚からしたら結構刺激的な色だと思うんだよな。


それとこの色を塗るのに、もう1つ明確なイメージがあった。
それが後ろから見たイメージ。
名前もSpooonと言うだけあって、スプーンをモチーフにしているのだけど、それはただのパロディではない。
スプーンの光の使い方がプラグでもありなんじゃないか!?と思っての事。

図で表すとこんな感じ。
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ブレードで後方に光を反射する以外にも、水に入っているボディの背中でも光を反射する。
魚からすると、ルアーの周りの光の要素が多いので、なんだかフワフワと光る事で、そこに何かある!!
と気づきやすいのではないだろうか?

でもって、おまけにお尻のティーザータブがひらひらすると。
ティーザータブって言うのは、たまにスプーンのお尻に付いている事がある赤い板なんだけど、
これもまた、後方からルアーを見た時の事を凄く意識して、付けられている物なんだと思う。
車で言う、バックライト的なもの。
ルアーを後ろから見ると点になって行く、という話はスプーンの構造で話した。
スプーンが点になりつつも、キラキラ光って、その存在を消さないようにする中で、さらに赤い点がひらひら点滅する事でまた違うアピールが出来る。

うーん、エロい!!


ルアーを作る際に、コンセプトカラーというか始めにこれだけは外せない!!という色が必ずあって
今回のカブメスではこのSpooonカラーがそれに当たる。
とても可能性のある色で、今後も色々なルアーで試したいと思っているんだけど、デビューさせるならカブメスが1番じゃないかと思っていた。

そんな訳で、通常のルアーとは色の配分が違うので、解りづらく、戸惑うかもしれない色だけど
その分、新しいドキドキもしっかり詰まった色なので自信を持って使ってみておくれ〜!!!