H-1の亀山戦の大会レポート、大会当日(前編)です。

 5/27(日曜日)天気は晴れ。水温、測り忘れ。今回はあまり風を意識しなくても良い所で釣りをしていたので、細かくは覚えれないですが昼前から少し風が吹いたような気がします。
 前回書いたように、プラで釣った魚は2種類。ハング下などに浮いているフラフラフィッシュと、青野郎と呼ばれる浮き草の下に居る魚。どちらも試合で釣れればいいなと思いルアーを準備しました。予定では朝に入れた1箇所目で、プレッッシャーがかかる前の魚(フラフラフィッシュ)を釣って、それが済んでプレッシャーでどうしようもなくなってから浮き草、浮きゴミのエリアをやる予定でした。
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「ルールを聞き逃してはいけないので、最前列でルール説明を聞きます。」


 朝、準備を終え集合場所のつばきもとボート桟橋へ。ルールを聞いて、時間を確認し出発。いきり立っている船をやり過ごし、スタートエリア付近ではじめの場所をやろうかと、プラでも釣れた対岸のカラス宿に入りました。20メートル位隣にすでに一人知り合いが入ろうとしていましたが、自分は反対に進めば大丈夫だろうと釣りを始めると、今度は僕の進行方向15メートル先に船が…。ま、まあ、まずは目の前の小さいワンドに集中して、と数投しましたが何もなく、次に進もうにもそこには先程の人がいる訳で。ここで粘ったところで、後ろもつかえそうだし、やりきれん、といち早くカラス宿を脱出。この間わずが10分程、キャストにして10数投。そして岸から離れて気づいたのですが、自分の左右と同じように、その先もずっと15メートル間隔で船がびっしりと入っていました。この時点で、今までの大会、もしくは今までのH-1では無い事が理解できました。今までなら、まだ朝イチの場所だけは少なからずプレッシャーがかかる前に30分くらいは釣りが出来ましたが、今回は違う。その朝イチのエリアが人気ならば、その自分の場所というのは極端に狭いわけで(この日は小さいワンド1つ)それ以降はもう人の手のついた釣り場になってしまう。それどころか、次に入る場所が見つからない。
 それならもう迷うことは無いと、すぐさま気持ちを切り替え次の手である浮き草、浮きゴミの…そうですね「浮き浮きエリア」とでも呼びましょうか、その浮き浮きエリアに船を進めることにしました。浮き浮きエリアに行くまでも、やや不人気そうな人がいない所は試しに打ってみたりしつつ、開始45分でその浮き浮きエリアに到着しました。途中で時間を使いながら来たわけですから、もちろんこの場所にも先行者はいます。しかも、川筋の奥に何艇先に入っているのかも解らない?とは言え、僕が狙っている所は特に浮きものが多く、ワイヤーベイトも通せ無いレベル。なので浮きゴミの切れ目というか、まばらな所までは人がいても、密集地帯に入ると通過する人はいても立止って釣りする人はいませんでした。さあ、ここからが僕の亀山戦の始まりです。
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「同じ年のブロガー、ナマローが撮ってくれた大会前の緊張感ない1枚」


〈すりぬけまくる君×ノースフォークコンポジットUTR68H〉
 ここで使うルアーはテスト中のすりぬけまくる君、そして、このルアーに最近もっとも自分の中で開いた竿ノースフォークコンポジットのUTR68Hを合わせます。ちなみに、この開いたと言うのは、開花したという意味。何年も使って来た竿ですが、キャストの仕方を変えたり、使うルアーが決まってきたことでその使い道が猛烈に開いた竿なのです。この竿にこのルアーの黄金コンビは、沼、川、ダムどこに行っても使う場所があるため、この竿からこのルアーを外すことはありません。なので、他のルアーを使うために、この番手がもう1本必要になり、同じ竿を追加して船に2本積みしている状態です。さらに話は逸れますが、6月頭のBasserさんの取材から亀山のプラ、大会まで含めて7匹の魚を釣っていますが、そのうち6匹がこの竿による釣果です。(新利根川で海馬オリジナルで2匹、亀山プラ&大会ですりぬけまくる君で4匹)それまでは、この竿は牛久沼以外ではメインに使うことはなかったのですが、本当に開花しました。今や無いと釣りにならない竿の1つです。
 Basserを読まれた方で、カバーのトップの釣りをしてみたい方、沼の釣りを覚えたい方、フロッグの釣りをしてみたい方などには是非とも使っていただきたい竿です。ハードなカバーを攻める上で必要とされるのは竿の強さ。その優先順位は、少しでも折れる事を心配をするなら、重くても折れない竿を選んだ方が良い位です。でも、この竿は強くて繊細なんです。僕にとって、ハードなカバートップとこの竿は切っても切れない関係なんです。その事がわかるエピソードも含めて釣りの話に戻ろうと思います。
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「ノースフォークコンポジットUTR68H
沼をやりたきゃ買って損の無い竿であります。
“沼スペシャル”とか名前つけてあげたい位だけど、ダムでも大活躍!!」
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「UTR68Hと最強コンビのすりぬけまくる君」


〈黄緑の絨毯を打ちまくれ〉
 本命の浮き浮きエリアに入り、岸際を打っていきます。すりぬけまくる君はブレードに針が付いているので浮き草が薄ければそれを貫通して草の下に針付きのブレードがぶらりと垂れ下がってくれるのです。それがこのルアーの特徴。ルアーをキャストして浮き草の上に落とし、揺らして、草の下にブレードをフォールさせる。そして、少し間をおいてまたシェイクしたり、首を振らせたりします。それで出なければ30センチほどずるずる草の上を引いてポーズ。また揺らして落とす。これを2セットくらいしたら回収。幾らカバー用のルアーといえど、回収の時には針のベンドは草だらけになります。ただ、根の長い草では無いので、キャストの振りで大体は飛んで行ってくれます。なので、ゴミとの格闘はあまりストレスにはなりませんでした。ですが一つ困ったことが、当日釣りをし始めて気付いたのが「プラよりも浮き草の層が厚い…」という事。浮き草1層なら楽勝の釣りですが、浮き草が押しやられて分厚くなっているとさすがにブレードも落ちませんし、魚も多分そんな分厚いカバーは嫌がります。
 そんなで、観察したり、投げたりしながらカバーの層が薄い所を狙って狙っていくと、岩盤から少し離れた所でモゾッとしたバイトが!!でも乗りません。おかわりのキャストでももう一度もゾッとしたけどルアーはそのまま。ただ、この釣りで良いのだという自信が生まれ、集中を切らさないで釣りが進みます。そうして、ひと流し目が終了。ちょうど、上流でゴミが切れる所に他の選手がいたので、境目までは行かずにUターンして打ち直します。そして、見た目の良い岩盤に投げたルアーが、着水から少し間をおいて「ジュッ!!」っと力強い音ともに消え、糸が浮き草を切り裂きました。それを見て、慌てるでもなく落ち着いて巻き合わせ。その瞬間、竿が一気にバットまで曲がりフッキング成功。「やべー!!」という歓喜の気持ちにかぶさるように「やべー!!違う魚だ」という声が口から漏れました。

 鯉でした。しかも、まぁまぁでかい鯉。大事な僕の浮き浮きエリアが荒れてしまう。それから、間違えて切れてしまったら主戦力のルアーが無くなる。急ぎつつも丁寧に。この時本当にこの竿で良かったと思いました。浮き草で魚が見えない中、竿の力と糸の強さを信じてかなり短い時間で魚を寄せることに成功。しかし、さすがに取り込みは大変でした。ただ、去年の大会と、今年の牛久沼ででかい魚を舟べりでバラしてしまって、その対応策が練れていない僕は、でかい魚はすくうと決めて網を持ってきてました。網ありがとう。何度か強引なやり取りをし、網よりでかい鯉が体をひん曲げて収まりました。すりぬけまくる君は無事でした。
 この日のファーストファイトは鯉。でも、タックルセッティングは間違い無いと思えたのと、体の準備運動になったから結果的には良かったのかな?その後、わずか10分後に今度は本命のバスが来ました。さっきとは違うおとなしい食い方。壁ではなく、途中の流木にルアーを引っ掛けて軽く揺すった後にそっと持ち込みました。鯉と違って、速攻ファイトで速攻抜き上げ。船の上でネットイン。鮎釣りか!!と言いたくなるスピード感で、1匹目のバスが釣れました。ただ、振り返って書いているので面白おかしく書いてますが、その時は心臓バクバクです(笑)因みにこの魚、先ほどの鯉で「岸際は鯉にやられてるかも?」と思って、少し沖で誘った結果釣れた、ひらめきの魚でした。それが後で見たら42~43センチ位ありました。多分重さにして800グラムくらい。
 その後、同じようにやるも、弱いバイトは出ますが乗りません。同じエリアを1往復終えた時点で少し考え、場所を休ませるために一度浮き浮きエリアを離れることにしました。その時ある言葉が僕の頭の中をこだましていました。「一度離れて良かったんです。離れて他所を見たことでそこが本当にいいエリアだと思えたので。」伊藤巧君が去年の陸王のチャンピオンシップでメインエリアを離れ、戻った時に言っていた言葉です。
 後半もう一度戻って来ると心に決めて、川から一旦離脱。しかし、その目の前に待ち構えていたのは人人人。手に書いて舐めたくなるくらいの人。それでも、誰もやりたがらない濃ゆいカバーめがけて一目散に移動しましたが、タッチの差でやる気なさそうな人が、僕のエリアに入って行きました。船を見ると、H-1と関係のない人。そうだった、ワームなら普通にカバー打てるんだ(涙)意を決した移動もその場所に入れず、何箇所か人がやらなそうなところまでルアーを入れて頑張ってみましたが、反応なし。1時間弱のお出かけの後、少し早いですが、もう一度浮き浮きエリアに戻ることにしました。

と気付けば結構な文字数になってしまったので、今回はここで終了。次回、後半の釣りと、他の人の釣りで気になったことをまとめてレポート、終わればいいなぁ。


# by chimush1 | 2018-06-03 01:43 | 大会
数日経ちましたが、H-1の亀山戦の大会レポートです

2018.5.27(日曜)6時スタート13時帰着の7時間の大会でした。
参加者は174人でウェイインは94人(ウェイイン率54%)
94人中1キロアップが21人、さらにその中で2キロ越えは2人という、釣れた人数は多めですが大きな魚が難しい1日でした。
先に結果を言ってしまうと、僕は2匹釣って合計1270g、15位の成績でした。この成績がはたから見ればどう映るのかわかりませんが、僕にとっては良く出来た1日だったと思っています。
では、大会の1週間前に入ったプラクティス(練習、下見みたいなもん)と、大会当日の感想などを書いていこうかと思います。

〈プラクティス〉
大会の6日前の月曜日にプラに入りました。今年から釣りを復活された嫁(チーム痴虫No.2 チム・ワイフww)を後ろに乗せて。前日の仕事が長引き、出船は6時半(今の亀山は5時出船OK)プラと言いながらも、久々に釣りをされる嫁が釣りを出来る所、そして小さくても釣れる場所を気にしながら釣り場の様子を見ていきます。水は透明ですが、早くもアオコが出てました。場所によっては少し泡が残る所も。
 できるだけ投げやすく、魚が浮いてそうな所というので、まずはカラス宿。嬉しいことに、小さめですが魚が浮いています。色々な指導の結果オリカネさんの作ったオーバーリアルというジョイントのお魚ルアーで嫁今年の初バスゲット。しかもトップ!!それ用に網を持って行ってたのですが、いきなり釣れて網出しが遅れて焦りました。
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「チム・ワイフの今年の初バス。O.S.Pのオーバーリアルにて」


 これで、肩の荷が下りたのと自分も釣りたい!!という気持ちになって、しかもあまりいい魚が見えないので、僕も小さめのルアーに変更。テスト中のガチムチポッパー4センチをハング奥に入れて、ピコピコ動かしてたら下からポコッと出て1匹。う、れ、し、い。なぜなら今年の初亀山バス。
 その後、その場所を釣り終え、何度か場所移動するも出るけど乗らない…。さらに日が出たところで出てもくれなくなりました(汗)嫁は昼過ぎに上がって亀山温泉ホテルに行く予定でしたので、途中で一旦のむらボートさんに戻って、車で温泉へ送迎。
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「小さいけど嬉しい、亀山での今年初バス。今年はここまで遠かったぜ。」

 さあここからは一人釣り、午前中に出来なかった事を試しておかないと。ってそう、嫁と乗って解った事がありました。それは、僕が異常にカバーに依存しているという事。カバーにルアーを絡めなくても、ハングの中、壁際など二人乗りではままならない釣りを普段はしているのだと気付きました。午前中はそういったややこしい釣りはしないで、フラフラしてそいうな魚探し。午後はカバーの釣りで魚探しです。先ほども書いた、カバーにタイトな釣りをしつつ、パッと見てUターンしてしまった猪の川の浮き草地帯(通称:青野郎)も触っておこうと。そこで、なんとボイルがあって、ルアー投げたら釣れちゃいました。ラッキーだけど発見。ルアーは本当に冬の亀山で手も足も出ない時にカバーゲームしかない、と再度テストし直し始めた(テストルアーを2つも無くして、テスト中断してた)すりぬけまくる君。ついに狙っていた亀山で釣れました、ヤッタ〜。同じ釣りを繰り返し、なんともう1匹追加。この魚達が大会の魚につながりました。
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「亀山で使いたくてテストを再開したこのルアー、本当に嬉しい魚でした。」

その後、猪の川を出て色々やるも、本当にフラフラ系の魚と出会えない…。最後、みんなが帰る中、ギリギリまでじいさんワンド
(のむらボートさんの隣)で粘り帰着5分前にイジリースティックで1本かけるもバラして終了。朝は出遅れましたし、のむらボートより上流しか触れなかったけど、個性的な釣り方というか魚に出会えたので良いプラとなりました。ちなみに、もしこれでめぼしい魚に出会えなければ無理してもう1回プラに来ていたかも。(まぁ、無理な予定でしたが)

 てな感じで、夫婦で亀山の初バスをゲットしホッとしたので、後は大会までルアーを揃える(足りていないテストルアーを作る)ことに専念することにしました。

〈亀山への思い〉
 そして、いよいよ大会本番!!となるわけですが、その前に今回の大会に挑む意気込みについて書いておきます。去年、一昨年とH-1GPXは2年間休んでいました。ただ、僕にとって大会はH-1だけではないので、その間もボート屋さんの大会には年間で参加して、先輩達に揉んで頂き、腕を磨いていました。その修行の場所が亀山ダムの、のむらボートさんの平日大会(以下のむ平)だったのです。のむ平に出て今年で4年目。大した結果は出せていませんが、当社比では明らかにダムの釣り方も、知識も、ルアーも色々が変わりました。そう、今回は牛久に次ぐ新たなホームの戦いでもあったのです。実は去年のH-1でもスポットで亀山は参加しましたが、坊主を喰らいました。あれは悔しかった。人への対応、ルアーの対応など、まだまだ追いついていないことを強く感じた日になりました。なので、今回は意地でも釣りたかった。成績云々よりも、亀山の大会で魚をキャッチしたい。まずは1匹、できればリミットメイク(3匹)を目標に闘志だけは高ぶらせていました。

 それからもう一つ。もうご存知かもしれませんが、今月のBasserさんで巻頭カラー8ぺージ&表紙という取材をさせて頂きました。その時に本当に準備も当日も出来ることはすべてやったつもりですが、牛久沼では魚を釣ることができませんでした。おかわりの釣りはどうしても魚の絵が欲しくて新利根川に。(それでも苦戦しましたが)そんなで、やり遂げたつもりでしたが悔しさも残りました。そのせいか「魚を釣る」という事への執念や責任みたいなのがまだ大会の時にも残っていまして、いつも以上に集中力を絶やさずに、諦めずに自分を信じて釣り続けることができました。場所も違うし、もう本は出た後でしたが、自分にとってのおとしまえという形では、この大会で少し方をつけれたような気がしました。
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「事件は突然やってきました。Basserの表紙です。これについてはまた別で感想アップします!!」

というわけで、そんなこんなでいよいよ本番の話を書きたいのですが、仕事の都合もあり今日はここまでで一度アップします。
続きは、できるだけ明日にでも。

ではでは。

# by chimush1 | 2018-05-30 22:17 | 大会
 やばいっす、ズレを取り戻したいという思いと裏腹に、途中まで書いて、完全な放置をしてしまった。これを書き始めたのは4/15、今これに再度向かっているのが5/19…。言い訳はある。少なくとも、2週間と少し僕はこの世にいなかった。一応、肉体は他人から見れば存在するけど、僕の魂はある一点に集中していたため、居ないに等しくこのような頭や心が必要な仕事は出来ない状態であった。その理由は、月末には露わになる事だし、きっとここでもそのことについて触れることになるので、その時までしばしお待ち頂きたい。とりあえずは、約1ヶ月前に書き始めていたこのコラムを読み直し、続きを書いて完成することに専念しよう。

 今回は、前回書けなかったCompassさんのイベントの話を少し書いて、それからは最近の釣りの話を書こうかと思います。ちなみに、この日数のずれを取り戻そうとする流れで、もしかしたらコラムの更新を週1回にして、もう少し1回ずつをコンパクトに上げる方が良いか考え中です。月2回だと、あれもこれも書こうとして、1回の量がすごく増えちゃうんですよね。おいおいやりながら考えていきます。

〈福島県郡山市にあるCompassというお店であったイベント〉
 名古屋キープキャストの翌週は、郡山にあるCompassさんというお店でイベントがありました。このお店は洋服屋兼釣り具屋というお店で、釣り具はトップウォーターのみの取り扱いです。店長は清水さんという熱血漢、もしくは物について語り続ける病気にかかった漢。今回のイベントは、そのお店で取り扱われている“tehu tehu”という蝶にまつわる服を作っているメーカーと一緒にやりました。というか、元々はtehu tehuさんの展示&受注会だった所に僕が参加するようになったのです。
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〈店の仮設壁に描いたお○こ虫〉
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〈その鼻にはターコイズがww〉

〈tehu tehu朝野さんとの出会い〉
 tehu tehuをやっているのが朝野さんという方なのですが、去年の秋に知り合いました。知り合う前に、清水さん(Compass店長)に勧められて「変わった人がいるもんだな。」と思いながらtehu tehuの蝶を採集するために作られたハンティングジャケットを買いまして。その時に、ふと「僕も以前ルアーに蝶のカラーを塗ったことがあるんですよ。」なんて言ってしまったのが間違いの始まりでした(笑)その後、秋に清水さんから連絡があり「急なんですが蝶のカラーのルアー塗っていただけませんか?1個や2個でも構わないので」と言われました。聞くと、Compassで初めてtehu tehuさんのイベント(展示会)をやるとのこと。それに合わせて、蝶のカラーのルアーも展示したいのだと。かなり急だったのと、スケジュールがいっぱいだったのですが「まぁ、展示だけならいいか。」と安請け合いしたのが次の間違い(笑)秋の一大イベントであるバサクラを終え、どうするかの打ち合わせをしようと連絡すると「出来れば販売もしたいんです」と…。まぁ、こういう時は、時間がないというのが逆にプラスに働くもので(余計なことを考える時間がないので)、作業場を見るとまるでそのための物ではないかと思うような真っ白の、これから色を塗るだけのブランクがありました。それは、バサクラで作ろうとしていたものの、時間や配分の都合で塗るのをやめた物でした。それでよければ間に合う、という事で話がまとまり、やっと一息つけると思っていた翌日からまたてんやわんやで作業に戻る羽目に。こうして、まだ朝野さんと出会う前に、蝶の専門家に向けて蝶のカラーのルアーを作るという愚行を行うことになったのです。
 その展示会では、その他たまに作っている招き猫に、tehu tehuの服を着せたバージョンも制作。プロに見せてどうなる事かと不安でいっぱいでしたが、どうやら気にいっていただけたようでした。そんな、物を挟んでの付き合いから、次に進んだのは割とすぐのこと。東京で行われている展示会に清水さんが行く際に僕を連れて来て欲しいというお誘いがあり、服の展示会などほとんど行った事がなかったので、興味本位で行くことにしました。
 当日は雨の降る日で、展示会の場所に行くと見慣れた顔の清水さんと、初めましての、少し人を寄せ付けないような空気の朝野さんがいました。僕の朝野さんへの第一印象は「年下なのになんかこわい人。」数週間前に物を介してやり取りをしたと思えない緊張感。閉ざすでもなく、でも開いているようにも見えない感じに、そのこわさという物を感じたのかもしれません。とはいえ、清水さんもいましたし、話し始めると淡々とした口調ながらも、蝶と魚釣りの共通点や、服の話などいろいろ盛り上がりまして、どうしても仕事があると帰ってしまった清水さん抜きで、晩御飯からのバーで飲む、というところまで行きまして、その日は終了。
 ちなみに、今振り返っても不思議な1日でありました。なんと言うか、二人で飯も食い、酒も酌み交わし、色々話も盛り上がったはずなのに、僕の中では「朝野さんと仲良くなれたのか?」については不安が残っていたからです。なんと言うか、盛り上がっても冷静。決してはしゃがない、年下なのにどうも年上に感じてしまうクールな感じ。今までの知り合いにはあまりいない人種の人でありました。
 しかし、そんな不安は僕の考えすぎだったようで。その後清水さんから、朝野さんと話す際に僕のことが共通認識として良く出るようになった。あの晩、僕と話したことをネタにした新たなアイデアを揉んでいる、などの話を聞くにあたり、あの晩は盛り上がっていたのだなと、確信を持つ事が出来ました。
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〈キマダラルリツバメの背中 太陽光の下でないと色が出にくかったので外で撮影〉

〈そして今回へ〉
 やっと今回の話です。スタートはやはり僕と朝野さんを結びつけたあの男(清水さん)の妄想から。はじめは今回とは別で、ルアーを染めたいという話が勃発し、染めてもらうのはtehu tehuが特別なモデルを染めてもらう時にお願いしている金井工芸さんでやりたいと。僕自身は、できる範囲では対応するので、ブランクを準備してその後はお任せの気持ちだったのですが、その話が朝野さんにも伝わり、結果、朝野さんと僕でそのプロジェクトを動かすことに。
 これを読んでいる方ならぼんやりとは知っているかもしれませんが、僕はまぁまぁの面倒くさがりで、他の人との仕事も苦手で、それ故に未だ一人で細々とルアーを作っている様な人間なんです。なので、今回の件に関しては、関わる人が多く、やる前から細かいプレッシャーに脅かされていました。
 そんなで、朝野さんの言うがままにサンプルの実験を始めました。この時点で、出来たものをどんな感じでお披露目し、販売するかは解っていません。ちなみに、僕は大学で工芸科の染色を専攻していましたので、一応最低限の知識はあります。ただ直接今の仕事にそれが関わる事は無かったので、学んだことのほとんどは一旦脳から解放してしまっている状態です。で、サンプルなどを作っていく中で、今回の展示会の話になり、また参加してもらえないか?更には、この染色ルアーをその時にお披露目しよう!!という話になっていったのです。
 今回の展示会、すでに清水さんからルアーの依頼は来ていました。毎回少しずつ蝶々カラーのルアーが増えるのも面白い、という事で受けていたのですが、その時点ではまだ正式な参加というよりも、前回同様物を入れるだけのつもりでありました。それが、染色ルアーやら何やらで関わりの度合いが濃くなり、気づけば痴虫も正式メンバーとしてイベントに参加することになったというわけです。
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〈キマダラルリツバメのお腹〉

〈2018.3.17、18 3Arrows〉
 キープキャストの翌週、そして前日から桧原湖でアイスフィッシング合宿。それはもうドタバタの状態で積める物を全部積んで福島県に来ました。今回は久々に塗装&乾燥がきりぎりだったために、金曜の釣りの間もルアーの乾燥に当てて、リグ組みは土曜日当日の朝という流れ。今となっては記憶薄でしたが取説も当日の朝にコピーしたのを思い出しました。
 当日の朝8時に店を開けてもらう約束をし、それまでは車で仕事。時間になり、来てくれた清水さんと店に入ると、すでにtehu tehuの設営はほぼ完成していました。
 今回の展示会の内容。tehu tehuさんは新型の服や小物類のお披露目&受注、それに過去の定番品の展示販売。そして、壁にはこちらが本業とも言える蝶の標本箱の展示販売。まぁ、洋服業界の事はよくわからないのでこれが普通なのか特殊なことなのかは解りませんが、その場でいろいろなモデル、色、サイズが並んでいるのを試着し、製作者と相談できるというのはとても親切で楽しい機会なのではないかと思いました。
 僕の方は、今回用に塗った蝶々カラーのポム70の販売と、例の染色カラーのルアー数種のサンプルの展示&受注。それから、イベント用の持ち回りルアーの販売。それからこちらも継続となって行きそうなtehu tehuを着た招き猫の制作&販売。これに関しては「間に合わないなら、当日みんなの前で塗ればいいじゃないですか?」と清水さんが言ってくれたのを真に受けて、イベント中にライブペイントとなりました。1つの店でまる2日間という滞在時間の長さだったので、逆にこのペイントタイムがあって良かったです。1日中ルアーや釣りのお話もいいですが、皆さんの話を聞きながらの作業は緊張感もありつつどこか心地よい楽しい時間でした。これはもう次回から張り子はライブペイントだなと思った次第です。
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〈染色された沼ちんこ〉

〈またどこかで〉
 てな感じで、イベントまでの話は長かった割に、当日の様子は短めですが、最後に書き疲れたからというわけではありません。やる側は、そこに至るまでのきっかけ、準備、制作などに頭や時間を費やしますが、当日はあっという間に終わるものなのです。いろいろなイベントで、まるまる1日2日話しまくっても、それは相手が居ての話なので、僕だけの言葉でもありません。なので、当日のことは、当日来てその場にいた人、話をした人にしか解らないことなのかもしれません。そういえば、色々な名言で影響を受けている矢沢永吉さんがこう言っていました。
「コンサートは、音を聴くだけのことじゃない。何か気持ちをもって歌ってる男に、会いに行くものなんだ。」
 僕も、痴虫に会うことで何かその人に元気を与えたり、影響を与えられるような人間になりたいと思っています。お店にあるルアーも、ネットの情報も、雑誌の記事も、そして、色々な所に足を運んでやるイベントも、色々楽しんでもらえたらいいなと思って、今後も色々ごちゃまぜで頑張ります!!


# by chimush1 | 2018-05-23 21:50 | コラム
〈自分管理コラム3回目になります〉
 ご無沙汰しておりました。前回のアップ後(アップしたのは名古屋キープキャストのなか日)から事務仕事がやたらめったら忙しく、その間にも郡山CompassでのTehu Tehuさんとのイベントがあり、アイスフィッシングがありました。なんとか3月中に終わらせねばならない色々な事務が少しずつ片付き、やっと少しずつ釣りの予定も立てられる様になって来た所です。現時点では残念ながらまだ初バスを釣れておりませんが、3月末、4月頭と釣りに行きまして、やっと今シーズンの釣り(冬の釣りはシーズン前)が始まりました。釣れては無いけど色々気付いた点もあり、その事については4/15日アップの回で数回の釣りをまとめて書こうかと思っています。(ちなみに、これがアップされるのが4月中頃になりそうですが、一応これは4/1アップ号です)
 では今回はと申しますと、名古屋キープキャストをメインに、3月中頃にあったイベントのお話を書き残そうかと思います。自分の中でも時間が経ってしまったのですが、初めての参加でしたし、イベントの規模等考えても、何も残さないのも良く無いなと思いまして。
 というわけで、少し長めの現状報告と言い訳は終わらせて本題へGO!!
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ブース風景 友情出演の牛久メンバー(右からじいじ、ナマロー)

〈名古屋キープキャスト〉
 キープキャスト(初めの頃はバスフェスタ)が始まったのはあの東関東大震災があった2011年。新しいイベントということで見学気分で遊びに行って、イベントの前日に地震が起き、家に帰れなくなった事を思い出します。その翌年より、サポートしていただいてるノースフォークコンポジットさんと、mibroの塚本さんが出展されるということで、遊びに行きついでに手伝ってみたりしているうちに正式に手伝いとして参加するようになりました。
 そして、去年手伝いで参加している際にお客様から「ブースを出して欲しい。」「痴虫のルアーをちゃんと見たい」という声を複数頂き、去年のキープキャストが終わった時点で出展を考えながら動いていくことに決めました。その後、初めての出展ということで初めての事もたくさん経験しつつ、今回に至ったというわけです。

 手伝いでは来ていましたが、いざ自分が出すとなって初めてこれがフィッシングショーの類であることに気づきました。これまでも、野外、室内含めていろいろなイベントに出た事がありましたが、コマを借りて空間として展示&販売をするのは初めてかも。ギャラリーやビームスさんでの展示はあったけど、あれは逆にもっと壁を埋めたり、広かったりとさらに大掛かり。それゆえ、それに向けての展示物や販売するものも個展用として準備しました。
 今回の、展示&販売はこれまでの、机を挟んでの接客(後ろはバックヤード、見せるものは全て机の上に乗せる)という「みかん箱にマイク1本の漫談スタイル」もしくはチーム痴虫になってからの「テーブルと椅子を使ったコントスタイル」と、大掛かりな個展の間くらい。難しいのは、空間が(壁とか)仮設であること。それゆえ、個展のように壁に物を飾って行くのは不向き。たくさんのメーカーが仮説壁にプリントアウトしたパネルを貼り込んでるけど、めんどくさくて僕には無理。
 というわけで、初めてという事で大目に見ていただいて「手作り感満載の文化祭スタイル」で行くと心に決めて準備をしました。いうなら、今までのコントスタイルのバックがやや大掛かりなセットになった感じ。
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むしざんまいTシャツ3色目はピストルズのジャケットのイメイージ
Never Mindカラー
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お寿司のルアーはいろんな人に面白がっていただけました。
そして、痴虫湯のみは安定の人気!!

〈今回のテーマは寿司屋「むしざんまい」〉
 展示の事を考え始めて、初めに決まったのが「秋に行われるBasser Allstar Classic(以降バサクラ)と同じテーマでやろう」という事でした。ぶっちゃけ、ここ数年はお店からのインストアイベントも増え、てんやわんやなので自分で出展するイベントを減らしていました。結果、バサクラだけでいいやとなっていたので、キープキャストは出るつもりがなかったんです。でも、求めてくれる人がいるなら出たほうがいいよな、と。そんな葛藤の中で閃いたのがこれ。テーマを共通にすれば、スマートだと。バサクラ=関東、キープキャスト=中部〜関西とエリアも違うので、やる意味もある。そして、その流れで決めたのが寿司ルアーだったという訳です。なので、イベント自体はバサクラのほうが先だったけど、寿司に関してはキープキャストのブースのイメージの方が先でした。
 そんなわけで、寿司屋の衣装にネタケース、オリジナル湯のみ、店の店主が調子に乗って作ったTシャツ等、寿司ルアーだけでなく小物もてんこ盛りで挑んだブースでした。バサクラの時にはまだまだ不安定だった部分も、名古屋ではかなり進化し、面白がっていただけたのではないかと思います。まぁ、反省点もいくつかは残りましたが、それは次回に生かし頑張ります。とにかく、来てくださった方々、立ち寄ってくださった方々の愛を存分に感じることが出来たイベントとなりました。
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今回の新入社員はコイクこと小池くん TOP50復活、頑張って!!

〈キープキャストで学んだことと、新たな目標〉
 色々なお客さんと話をさせていただくことで、その土地での釣りに興味が湧くのはいたって当たり前のこと。もちろん僕もこの地域の釣りに興味シンシン丸でございます。その中でも、僕が知りたかったのは琵琶湖以外の釣りについてでした。琵琶湖の釣りの話は、追いかけていなくても目に入ってきます。それ以上を追いかけるわけではないので詳しくは無いですし、北湖の釣りになると、経験も無いので情報を見ても見当がつかないこともありますが、とにかく深く入り込まなくてもたくさんの情報があります。でも、それ以外の釣り場となると、俄然情報が無い。今回の収穫の一つは、そういったあまり雑誌に載らないような、でも秘密の場所とかではなくオープンな釣り場の情報をロコと呼ばれる方々とお話出来た事です。実家が大阪にあるのに、なかなか関西に釣りに来れていませんでしたが、今年は予定を決めてこちらの釣り場に釣りをしにこようと思いました。ってか、まずはトップにも優しい5月6月来てみたい、となると本当に日を決めてそれの妨げにならないように仕事頑張らないといけません!!そして、いずれかは、どんな規模の大会でも良いので、関東以外の所の大会に出てみたいです。
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この後ろ姿は、センドウアニキの所の参謀では!!
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アニキのところつらいのかなぁ(笑)

〈キープキャストまとめ〉
 細かく書いていくとキリがないので、それ以外は写真に簡単なコメントつけてアップしておきます。と言っても、喋るのに夢中で写真少ないですけどね。
 とまあ、学ぶことも多く、新たな出会いも山ほどあったキープキャスト。今後の仕事においても、人付き合いにおいても沢山の刺激をもらうことができました。これは来年も出ないとね、と帰りの車の中で来年の出展も決定いたしました。最後に、遊びに来ていただいた方々からの沢山の愛情に感謝します!!めちゃくちゃなブースを暖かく見守ってくれてありがとうございました。
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名古屋でチーム痴虫
こんな僕たちを受け入れて下さってありがとうございました。
また来年!!

〈アイスフィッシング〉
 キープキャストの翌週はアイスフィッシングでした。ただ、今年は奇しくも同じ福島県の郡山市にあるCompassさんでインストアイベントがあったため、釣りは1日、お店に2日という週末の構成になりました。
 例年通りですと合宿と称して3日間やるので急いで結果を求めるというより、日ごとに久々のアイスフィッシングを味わう感じでしたが、今年は違います。のっけから釣果を求め作戦を練りました。来れなかった年もありますが、なんだかんだでもう10年弱毎年アイスフィッシングに来ています。その、積み重ねてきた情報を総動員し、朝から穴あけの場所を選定。早速朝から穴あけです。
 今年はアイスフィッシングが出来るギリギリの日程で(流れ込みの所は溶けてました)気温は今までよりあたたかめ。気持ちよく釣りができそう、と思ったのが間違いでした。朝から雨が降り始め、吹雪に。これが寒いと雪なので衣類が濡れないのですが、雨だと濡れてしまいそこに風が吹くのでかなりの地獄と化すのです。しかも、出発前の暖かさで油断した僕は手袋を忘れ、途中それに気づくも「まあ、大丈夫だろう。」とスルー。ですが、それがいけなかった。吹雪くと、肌が出ている場所が本当に痛いくらい冷たくなる。カッパに手を入れて、指一本ずつ出してサミングとかしてましたが、その指がちぎれるくらい痛かった。もし、野外でアイスフィッシングをされる方は、使わなくても良いので厳重な防寒設備をお勧めします(笑)って、笑えないですけど。
 それでも魚が釣れれば良いのですが、午前の部は何もなし。本当は時間を節約するために湖上メシを決め込む予定でありましたが、心折れた僕が「隊長、お昼食堂に戻ってもよろしいでしょうか?」とチームリーダーに懇願し、一度荷物をまとめてボートハウスに戻ることになりました。
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吹雪いてカバンが凍ってしまったの図
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そのアップ
 そして、ボートハウスでウィンドストッパーの全指手袋(ラスト1個)を購入。ラーメン&カツ定食で暖をとり、カッパを乾かして吹雪が収まるのを待ちました。結果、1時間半ほどの休憩で雨も風も止み、釣りを再開出来そうな天気になりました。そうなると、午前中の地獄のことは頭から吹っ飛び、またもや元気に湖上へ向かうバカ3人。
 しかし、アイスフィッシングにも釣れる決まりみたいなものがありまして、その一つが太陽。日が出るか否かで明らかに魚の活性が変わる。日が出ないとぐっと釣れなくなってしまう。そして、それと関係して釣れる時会いというか、釣れる時間があるんです。午前1回午後1回。この日は午前の時会いにコンディションが整わなかったために、逆に午後の時会いに魚が動くのではいかと思ってました。結果として魚が釣れたのでそう言えるのではないかと言われればそれまでですが、一日中穴を開けてはジグを落としてしゃくるシンプルな釣りなので、そういうタイミングなどがとてもわかりやすいんです。同じことをしていても、時間と場所が決まれば釣れる。
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鮎瀬隊長のファーストバス!!

 そんなわけで、先に書いてしまいましたが、午後の部は隊長2匹、僕1匹の釣果が出ました。はじめに隊長が釣って、その情報をもとに考えを巡らせて、色々試しながら場所を絞って釣れた魚だったので嬉しかったです。今回は、というか例年の流れから見ても、釣れた場所は水が動いていて、なおかつメインの流れから少しズレた所でした。直の流れは嫌っていたみたいです。ルアーは信頼と実績のラパラアイスジグ7センチ。今年は良い年だったようで、翌日、翌々日も順調に魚は釣れたようです。
 このアイスジグという釣り、特殊な環境ながら、普段の釣りの能力が生かされる釣りでもあります。年1回の積み重ねでこんなに進化していくものなのだなと、毎年感じています。そして、それを問うためにまた来年も氷の上に立つことになるでしょう。楽しい仲間にも会いに来ないといけないですしね(笑)
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今年はNFXC70M+左巻きリールでしゃくりました。

とまあ、ここまで書いてきて、本当は郡山のCompassのイベントのことも書こうと思ったのですが、量も増えたし、なかなかアップできないのもなんなので、ここらで一区切りしてアップいたします。先にも書きましたが、これは4/1アップ予定の号です。なんとか、次の4/15アップ号を軽く済ませて、追いつきたいところです(汗)
ではでは、また次回!!

# by chimush1 | 2018-04-14 15:55 | コラム
ただ今日時は3月11日朝
キープキャスト2日目の出発前のホテルです。
本来、出発前に上げたかったルアーの情報、コラムの方でアップしておきますね。

まずは、前回の最後に途中までアップしていた「心臓ラトルa.k.a.チムどんどん」について

〈心臓ラトル a.k.a.チムどんどん〉

 痴虫で初めての試みであるラトル入りモデル。
 ルアーの機能の1つとして「ラトル」があります。「ジャラジャラ系」「コトコト系」「ワンノッカー」など、ラトルの数、種類等による音の周波数によって、いくつかの種類に分けて使われています。その狙いは、視覚で見つけにくいルアーを音で見つけてもらうというのが一番多いですかね。それ以外だと怒らせたりしてスイッチを入れるとか。
 痴虫の心臓ラトルにもその機能はあると思いますが、ラトルのシステムが小さめでシンプルなのでそこまでは強く無いです。特に色々音が出るパーツが付いているルアーだと、パーツの音にラトルの音がまぎれる事もある気がします。なので、そういったラトルの機能として考える分には相性の良いルアーとそうで無いルアーが出てきます。
 でも、実はもう1つの狙いがあります。それはポーズ(デッドスティッキング)の時にも音が出るという所。痴虫にはポーズでも音が出る様に作ってある沼海馬の様なものがありますが、それ以外はポーズの時は静かです。そのポーズの時に、少しの波、ラインの引っぱりで「カチ、カチ、カチ」と音がなる。水槽等でベイトフィッシュを見ていると、じっとしている時でも胸びれだけは動いています。そして見えないですが心臓も動いている。そんなわけで、身体が止まっている時でも動いてしまう部分をルアーの内部に作る、それがこの心臓ラトルのもう1つの狙いです。
 ラトルの仕掛けを考えるきっかけになったのは、ルアー制作の大先輩の藤木さんの影響が大きいです。藤木さんのワームにラトルを入れる意味を聞き、それまで思っていたのとは違うラトルの意味を知り、ラトル研究が始まりました。結果的に、そのワームで効果的な機能と今回の心臓ラトルでは機能は違うものになりましたが、藤木さんに色々話を伺った事が切っ掛けである事は確かです、感謝。
 そんなわけでこのラトルの事を心臓ラトルと名付ける事にしました。ラトルを心臓と考えるにも切っ掛けがありました。昔の仏像を修復等で解体したり、研究としてレントゲンをとると、仏像の中にお札や、布等で作られた内蔵、はたまた人間その物が入っていたりします。大学生の頃にそういう物を学んだ際に「見えないものを中に封じ込める」という凄さを感じた経験から、ラトル=心臓という発想に繋がったという事があるのです。
 とまあここまで書いておきながら最後にあれですが、ルアーの機能としてはカラーよりも更に細かい事だと思います。でも、たまにはこう言った物があっても良いんじゃないかと思い、新しい機能の1つに心臓ラトルを入れて見る事にしました。遠くでかすかに響くラトルの音が、魚と皆さんの心にも響きます様に願っております。
 ちなみに「チムどんどん」とは沖縄の方言で胸(チム=心臓、胸)がドキドキする。という意味だそうで、言葉としての痴虫のチムと、心臓ラトルがドキドキする所からピッタリの言葉だなと思って心臓ラトルのあだ名的なもので付けてみました。

次に名古屋用に作ったカラーに付いて。

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ミステイク/グローピンクストロベリーボーン
「スポットの作業の途中におばさんが昼休憩に入り、帰って来て続きをするはずが作業していたルアーの台が無い。慌てて探すと、担当していた台が骨の塗装のラインへ!!気付いた時には片面に骨の塗装が行われた後だった…。」というイメージで作った左右模様違いのミステイクカラーです(笑)
※ベースはグローで背中は蛍光のピンク。グローは海のジグや管理釣り場のルアーでは普通にラインナップに入る色。バスではそこまで注目されていない気がしますが、発光するという事から、下から見た際に光に溶け込みやすいのかな的な、トップでは魚の目をごまかしやすい色なのかもしれないと思い塗ってみました。

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ミステイク/しゃちほこギルクロー
「ギル模様の縦縞を吹いていたおじさん。気分良く吹いていた途中で家から緊急の電話が入る。飼っている猫が脱走して居なくなったとのこと。確かに緊急事態ではあるが、そんな事で電話をするんじゃない、と言って戻って来ると作業していたルアーの台が無い。あわてて探すと、担当していた台はザリガニ模様を入れるラインへ!!気付いた時には片面にクロー模様が入った後だった…。」という物語を考えて作った左右模様違いのミステイクカラーです。
※ルアーのベースカラーは、過去に塗ったカラーや、クラウンカラーなどの研究から見つけた「1つのルアーで金と銀のフラッシングが出るのは使いやすくて釣れる気がする」を参考に考案。金では強すぎる、銀だけでは生っぽさが足りない。そんな金銀のいいとこ取りをした色です。全体的に明るく、色々な水で使える万能カラーです。

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以上です。

1日目を終えた感じでは、ウロコラメのキラメキとベースのW100(ダブルワンハンドレッド)カラーの評価が高く、釣れそうと素直に思えるしゃちほこギルカラーが人気。

そして、トップ愛好家の方に向けたつもりで作ったグローピンクストロベリーボーンが何故か業界関係者受け抜群。(例えばダイワのロッド担当の今井君とか)スレた人間にはグローピンクが効くのでしょうか?(笑)

では、出発時間が迫っていますので、これにてドロン致します!!
次回はやはり、キープキャストのまとめを書くのが妥当でしょう。ではまた次回〜。


#痴虫
#名古屋キープキャスト
#心臓ラトル
#チムどんどん

# by chimush1 | 2018-03-11 06:14 | コラム