H-1の亀山戦の大会レポート、大会当日(前編)

H-1の亀山戦の大会レポート、大会当日(前編)です。

 5/27(日曜日)天気は晴れ。水温、測り忘れ。今回はあまり風を意識しなくても良い所で釣りをしていたので、細かくは覚えれないですが昼前から少し風が吹いたような気がします。
 前回書いたように、プラで釣った魚は2種類。ハング下などに浮いているフラフラフィッシュと、青野郎と呼ばれる浮き草の下に居る魚。どちらも試合で釣れればいいなと思いルアーを準備しました。予定では朝に入れた1箇所目で、プレッッシャーがかかる前の魚(フラフラフィッシュ)を釣って、それが済んでプレッシャーでどうしようもなくなってから浮き草、浮きゴミのエリアをやる予定でした。
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「ルールを聞き逃してはいけないので、最前列でルール説明を聞きます。」


 朝、準備を終え集合場所のつばきもとボート桟橋へ。ルールを聞いて、時間を確認し出発。いきり立っている船をやり過ごし、スタートエリア付近ではじめの場所をやろうかと、プラでも釣れた対岸のカラス宿に入りました。20メートル位隣にすでに一人知り合いが入ろうとしていましたが、自分は反対に進めば大丈夫だろうと釣りを始めると、今度は僕の進行方向15メートル先に船が…。ま、まあ、まずは目の前の小さいワンドに集中して、と数投しましたが何もなく、次に進もうにもそこには先程の人がいる訳で。ここで粘ったところで、後ろもつかえそうだし、やりきれん、といち早くカラス宿を脱出。この間わずが10分程、キャストにして10数投。そして岸から離れて気づいたのですが、自分の左右と同じように、その先もずっと15メートル間隔で船がびっしりと入っていました。この時点で、今までの大会、もしくは今までのH-1では無い事が理解できました。今までなら、まだ朝イチの場所だけは少なからずプレッシャーがかかる前に30分くらいは釣りが出来ましたが、今回は違う。その朝イチのエリアが人気ならば、その自分の場所というのは極端に狭いわけで(この日は小さいワンド1つ)それ以降はもう人の手のついた釣り場になってしまう。それどころか、次に入る場所が見つからない。
 それならもう迷うことは無いと、すぐさま気持ちを切り替え次の手である浮き草、浮きゴミの…そうですね「浮き浮きエリア」とでも呼びましょうか、その浮き浮きエリアに船を進めることにしました。浮き浮きエリアに行くまでも、やや不人気そうな人がいない所は試しに打ってみたりしつつ、開始45分でその浮き浮きエリアに到着しました。途中で時間を使いながら来たわけですから、もちろんこの場所にも先行者はいます。しかも、川筋の奥に何艇先に入っているのかも解らない?とは言え、僕が狙っている所は特に浮きものが多く、ワイヤーベイトも通せ無いレベル。なので浮きゴミの切れ目というか、まばらな所までは人がいても、密集地帯に入ると通過する人はいても立止って釣りする人はいませんでした。さあ、ここからが僕の亀山戦の始まりです。
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「同じ年のブロガー、ナマローが撮ってくれた大会前の緊張感ない1枚」


〈すりぬけまくる君×ノースフォークコンポジットUTR68H〉
 ここで使うルアーはテスト中のすりぬけまくる君、そして、このルアーに最近もっとも自分の中で開いた竿ノースフォークコンポジットのUTR68Hを合わせます。ちなみに、この開いたと言うのは、開花したという意味。何年も使って来た竿ですが、キャストの仕方を変えたり、使うルアーが決まってきたことでその使い道が猛烈に開いた竿なのです。この竿にこのルアーの黄金コンビは、沼、川、ダムどこに行っても使う場所があるため、この竿からこのルアーを外すことはありません。なので、他のルアーを使うために、この番手がもう1本必要になり、同じ竿を追加して船に2本積みしている状態です。さらに話は逸れますが、6月頭のBasserさんの取材から亀山のプラ、大会まで含めて7匹の魚を釣っていますが、そのうち6匹がこの竿による釣果です。(新利根川で海馬オリジナルで2匹、亀山プラ&大会ですりぬけまくる君で4匹)それまでは、この竿は牛久沼以外ではメインに使うことはなかったのですが、本当に開花しました。今や無いと釣りにならない竿の1つです。
 Basserを読まれた方で、カバーのトップの釣りをしてみたい方、沼の釣りを覚えたい方、フロッグの釣りをしてみたい方などには是非とも使っていただきたい竿です。ハードなカバーを攻める上で必要とされるのは竿の強さ。その優先順位は、少しでも折れる事を心配をするなら、重くても折れない竿を選んだ方が良い位です。でも、この竿は強くて繊細なんです。僕にとって、ハードなカバートップとこの竿は切っても切れない関係なんです。その事がわかるエピソードも含めて釣りの話に戻ろうと思います。
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「ノースフォークコンポジットUTR68H
沼をやりたきゃ買って損の無い竿であります。
“沼スペシャル”とか名前つけてあげたい位だけど、ダムでも大活躍!!」
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「UTR68Hと最強コンビのすりぬけまくる君」


〈黄緑の絨毯を打ちまくれ〉
 本命の浮き浮きエリアに入り、岸際を打っていきます。すりぬけまくる君はブレードに針が付いているので浮き草が薄ければそれを貫通して草の下に針付きのブレードがぶらりと垂れ下がってくれるのです。それがこのルアーの特徴。ルアーをキャストして浮き草の上に落とし、揺らして、草の下にブレードをフォールさせる。そして、少し間をおいてまたシェイクしたり、首を振らせたりします。それで出なければ30センチほどずるずる草の上を引いてポーズ。また揺らして落とす。これを2セットくらいしたら回収。幾らカバー用のルアーといえど、回収の時には針のベンドは草だらけになります。ただ、根の長い草では無いので、キャストの振りで大体は飛んで行ってくれます。なので、ゴミとの格闘はあまりストレスにはなりませんでした。ですが一つ困ったことが、当日釣りをし始めて気付いたのが「プラよりも浮き草の層が厚い…」という事。浮き草1層なら楽勝の釣りですが、浮き草が押しやられて分厚くなっているとさすがにブレードも落ちませんし、魚も多分そんな分厚いカバーは嫌がります。
 そんなで、観察したり、投げたりしながらカバーの層が薄い所を狙って狙っていくと、岩盤から少し離れた所でモゾッとしたバイトが!!でも乗りません。おかわりのキャストでももう一度もゾッとしたけどルアーはそのまま。ただ、この釣りで良いのだという自信が生まれ、集中を切らさないで釣りが進みます。そうして、ひと流し目が終了。ちょうど、上流でゴミが切れる所に他の選手がいたので、境目までは行かずにUターンして打ち直します。そして、見た目の良い岩盤に投げたルアーが、着水から少し間をおいて「ジュッ!!」っと力強い音ともに消え、糸が浮き草を切り裂きました。それを見て、慌てるでもなく落ち着いて巻き合わせ。その瞬間、竿が一気にバットまで曲がりフッキング成功。「やべー!!」という歓喜の気持ちにかぶさるように「やべー!!違う魚だ」という声が口から漏れました。

 鯉でした。しかも、まぁまぁでかい鯉。大事な僕の浮き浮きエリアが荒れてしまう。それから、間違えて切れてしまったら主戦力のルアーが無くなる。急ぎつつも丁寧に。この時本当にこの竿で良かったと思いました。浮き草で魚が見えない中、竿の力と糸の強さを信じてかなり短い時間で魚を寄せることに成功。しかし、さすがに取り込みは大変でした。ただ、去年の大会と、今年の牛久沼ででかい魚を舟べりでバラしてしまって、その対応策が練れていない僕は、でかい魚はすくうと決めて網を持ってきてました。網ありがとう。何度か強引なやり取りをし、網よりでかい鯉が体をひん曲げて収まりました。すりぬけまくる君は無事でした。
 この日のファーストファイトは鯉。でも、タックルセッティングは間違い無いと思えたのと、体の準備運動になったから結果的には良かったのかな?その後、わずか10分後に今度は本命のバスが来ました。さっきとは違うおとなしい食い方。壁ではなく、途中の流木にルアーを引っ掛けて軽く揺すった後にそっと持ち込みました。鯉と違って、速攻ファイトで速攻抜き上げ。船の上でネットイン。鮎釣りか!!と言いたくなるスピード感で、1匹目のバスが釣れました。ただ、振り返って書いているので面白おかしく書いてますが、その時は心臓バクバクです(笑)因みにこの魚、先ほどの鯉で「岸際は鯉にやられてるかも?」と思って、少し沖で誘った結果釣れた、ひらめきの魚でした。それが後で見たら42~43センチ位ありました。多分重さにして800グラムくらい。
 その後、同じようにやるも、弱いバイトは出ますが乗りません。同じエリアを1往復終えた時点で少し考え、場所を休ませるために一度浮き浮きエリアを離れることにしました。その時ある言葉が僕の頭の中をこだましていました。「一度離れて良かったんです。離れて他所を見たことでそこが本当にいいエリアだと思えたので。」伊藤巧君が去年の陸王のチャンピオンシップでメインエリアを離れ、戻った時に言っていた言葉です。
 後半もう一度戻って来ると心に決めて、川から一旦離脱。しかし、その目の前に待ち構えていたのは人人人。手に書いて舐めたくなるくらいの人。それでも、誰もやりたがらない濃ゆいカバーめがけて一目散に移動しましたが、タッチの差でやる気なさそうな人が、僕のエリアに入って行きました。船を見ると、H-1と関係のない人。そうだった、ワームなら普通にカバー打てるんだ(涙)意を決した移動もその場所に入れず、何箇所か人がやらなそうなところまでルアーを入れて頑張ってみましたが、反応なし。1時間弱のお出かけの後、少し早いですが、もう一度浮き浮きエリアに戻ることにしました。

と気付けば結構な文字数になってしまったので、今回はここで終了。次回、後半の釣りと、他の人の釣りで気になったことをまとめてレポート、終わればいいなぁ。


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by chimush1 | 2018-06-03 01:43 | 大会