~新しい発見を形に~

恒例の、背景差し替えの写真2枚からスタート!!
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<明るいバック>
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<暗いバック>

コパザリに乗せた思い(性能)は二つ。
●コパー特有の、塗装では再現し難い光。
●メリハリを弱め、あえてぼんやりさせた明暗設定。

コパザリはルアーとしての明度を明るい~中間あたりに設定しています。
もっと明るいのはチャートとか白
同じくらいなのが黄色とか、水色(パステル系)
もう少し暗いのがオレンジ、赤、青
最後に黒
となる訳ですが、これは全体的な印象で、出来るだけ中間の役割果たさせようと色決めをしました。

あ、ちなみに明度って言うのは色の明るい暗いの話で、モノクロ写真にした時の感じ。
例えば、赤色と緑色は色は全然違いますが、モノクロにすると解りづらいでしょ。
明度が似ているんです。
ルアーを買う時に瞬時に明暗を見たい時は、薄目で見ると何となく感じがつかめます。
明暗の話は、個別の色説明の後に、Qpを題材にやってみますね。
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<コパザリをモノクロにするとこんな感じ。>

で、コパザリの明度設定はそんな感じで、おなかと背中の明度の差もあえてつけないようにしました。
コパザリの印象がどこか冴えない感じなのは、ルアーの中の明暗の幅が少ない事が一つの原因だと思います。
後は色の種類も、オレンジよりに出来るだけ統一している点。
背中、目、おなか(ルアーでは口の部分)に指し色を少し入れているだけですからね。
ちなみに、おなかの青い点は、ルアーの要素として変化を与えるためなんだけど、エビの卵が青いのをイメージして吹いてるんです。
コパザリはメスで抱卵している状態なんですね。

と、個人的な思いの話は置いておいて、コパザリの印象です。
つまり、コパザリはあえて明暗の変化も色の変化も大げさに付けない中で色を選んで塗っている訳です。
強くさせる方向とは逆に、出来るだけナチュラルに。
最近気にしている「嫌われにくい」様に仕上げたのがこの色なんです。
あえて、冴えない色に塗ってるんです。

しかし、このあえて冴えない色にするの、結構大事だと思っていて、ルアーとして攻めるならメリハリの利いた色をチョイスする。でも、それは諸刃の剣である事を頭に入れておいてほしいんです。

パワーフィッシングが、はまれば強いでもすれやすい、というのと同じように
やや地味にせめるやり方だと、釣れ続く、すれ難い。
そんなのが、ルアーの色にもあると思うんです。

ちょうど、最近KTWの塚本さんのブログ(9/5 フェイバリット)でルートビアの話をされていましたが、あの色、結構冴えない色だと思うんです。塚本さんと、ルートビア愛好家の皆さんすいません。でも、どこでも迷った時に選ばれるのは、嫌われ難い色でもあるからなんじゃないかと、勝手に推測する訳です。塚本さんは、僕にとっても先生のような人で、ちょっとした疑問をぶつけては、携帯が汗でびしょびしょになるまで話したりしてます。

と、ここまではお題の明暗の方ばかり話しましたね。
もう一つのコパーの光。
これは、ちょっと推測の世界なんですが、まず一つ。
コパーの光って、なんだかものすごく気になるんです。
光の色で言うと、オレンジの光だと思うんですが。
なんていうか、肉っぽい光?
とにかく、色っぽいなーなんて思っていてなかなか形に出来なかったんですが、今回初めてしっかりとコパーを見せられる色を作れました。
で、オレンジの光、これは肌色とか、少し赤みのかかったボーン系の色の延長と考えていて、光るボーンみたいな部分もイメージの中にありました。ボーンにしては少し色がこゆいですけどね。
色の方向性として、同じ系統に入るんじゃないかなーと。
参考までに。
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<机の前のコパザリ、他のルアーと比べて少し明るく見えるのは、
背中に少し蛍光の塗料を使っているせいだと思います。>

主要な話はそんな感じです。
つまりコパザリは、全体の中で案外つぶしの効く色ではないかと。
ぱっと見冴えないし、コパーって見慣れない色だけどそんな感じで、オールマイティー組として使ってください。
何となく、光量が弱い時に効きそうな感じはありますが、そこまでの絞り込みはこれからという事で。

今回は以上です。


<忘れないように追記>
・ソリッドカラーも嫌われない系の色(ルアーの中の色調変化としての話)。
背景を絡めた嫌われない話もいずれか行う事。
ちなみに明るい~中間色の嫌われ難いカラーが一番つぶしが効くんじゃないかなと。
・ヘッド系のカラー(レッドヘッドとか)も実は嫌われないのでは…色分けははっきりしているけど、あれは方向性を出すための色の入れ方だと思う。あと、小魚の陰影からのイミテート。
・トップの色の考え方はクランクとの共有が可能かと(レンジ、背景色による)、逆に言うとクランクの研究はトップの色の研究となる、きゃ、言っちゃった。
・塚本さんのルートビアの背中の色話。グリパンが背中に乗っているイメージで読むと面白い気がする。というか、グリパンの色を思い出しました。光の量で色の変化が起きる点について(今度聞いてみよう)。
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シングルスイッシャー好きのよろこび

ご無沙汰しておりました。
無事痴虫ボックスも始まり、まだばたばたしていたりしていますが、パソコンには向かえるようになりました。
さてさて、続々、シングルスイッシャーの話

前回前々回で、いろいろなルアーの中のシングルスイッシャーの位置が解っていただけたかと思います。
同じスイッシャーでもダブルスイッシャーはノイジー等とリンクした音の要素があり、シングルスイッシャーはどちらかと言うとペンシルとリンクした動きの要素のあるルアーです。

で、とある釣りウマの方と話をしていて
前回の最後に書いた
「シングルスイッシャーは足かせのついたペンシルである。」
という話になったのですが、これ勘違いしないよう始めに補足を。

その人がこう言いました。
「僕にとっては『シングルスイッシャーはペンシルより器用なやつ』だと思うんだが」と。

そう、それは僕がこれからしようとしていた話と関係していまして、前述の言葉はまさしく、ルアーの物理的な動きについて指したものであり、後述の方の話は、シングルスイッシャーの持つルアーの要素の多さ、幅の広さをとって話した言葉です。
つまり、シングルスイッシャーってかなり色々出来るよと、いろいろ引き出せるよとそういう訳です。
さすが市原のカリスマ、スタンダードなルアーの話をするとなげえ!!い、いや、すげえ!!でした。
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<数年前の事ですが、この旅も僕を釣りのより深い所に連れて行ってくれた経験でした。僕の初渓流魚はイトウ!!
一緒に言った若人達、道具をフォローしてくれた若人達よ、愛してるぜ!!>

という訳で、ここからいよいよシングルスイッシャーとペンシルの比較になります。

ペンシルもザラの様にウェイトを効かせて、器用にさせたものと(多分日本人がそこを特化させたと思われる)伸び足の長い、スライド系のもの種類分け出来ます。
どちらにせよ、基本動作は首振りと、それの間合いによる誘いだと思います。
その他、ダイブ、水面はや引き等もありますが。

そして、シングルスイッシャーも基本動作はペンシルと同じく首振りと、間合い。そこにプロペラの要素の音、スプラッシュ、フラッシングと音と光の要素が入ってくるんです。

僕が思うに、ペンシルを好きな人は、動き系のルアーの間で魚を誘うのが好きな人。特にペンシルは何もついていない分、己の腕を実感出来たり、充実感がでかかったりするんだと思います。思いますっていうか僕はそう。やっぱり、なにもついていないルアーで釣った時は今でも素直に嬉しいです。

シングルスイッシャーは何もついていないペンシルまでは行かないものの。それに準ずる「してやった感」を味わえるものだと思っています。しかも、ペンシルでは不安な部分を、プロペラによって少しフォローしてくれる。
少し気を楽にしながら、動き系のシンプルなルアーの喜びも味わえると言う、非常に今の時代にあったルアーだと思うのです。


それから、後にQpとポムの使用例の時に書きますが、僕が初めてイトウを釣ったルアーがQpでした。
その次がポム、そしてヒガトコ(針がもげてばらしましたが…)、めめず。

その時は渓流をしていなかったので今になると解る事も多いのですが、一つ言える事は、シングルスイッシャーは嫌われ難いルアーなのかもしれない、という事です。
まだこれは直感の部分が多いのですが、多分シングルスイッシャーは魚の種類によって好き嫌いが出にくいルアーなんじゃないかと感じています。感じている、今はそのレベルでしか経験出来ていませんが、嫌われないからどこでも使える。1激必殺とか、派手ではないけれど、そばに置いておきたい信頼出来る奴。

海の釣りでもトップの基本は、ペンシルとポッパー。
それに最近はミロの海バージョンのダブルスイッシャーも見るようになりましたが、僕は案外シングルスイッシャーも良いんじゃないかと思っています。

ペンシル、ポッパー、シングルスイッシャー、僕が思う嫌われ難そうなルアーです。
ダーターもシルエットの作り方で、案外行けそう。
ちなみに「この嫌われ難い」という考え方、後に色の話の方でも出て来る、ちょっと気にしているキーワードです。潰しがきく、と同じような部分もあります。
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<ニンニクとショウガのチューブがでかい…>

まあ、その話は置いておいて、ペンシルとシングルスイッシャーの整理をしましょう。
ボディー+αとしてプロペラが付いているシングルスイッシャーは、その構造の通り、動き+α(音、光、水流)などおまけがついて来る。その事で、安心して動きを楽しみながらも攻める事の出来るルアーだと思います。
素材が良い、基本の味付けが良いのが料理では大事な事ですが、マヨネーズとかわさび、辛くないラー油、そういったもの要りますよね。ラーメンだとニンニクは必須。シングルスイッシャーのプロペラってそういうものだと思います。

最後に、首振りと言えばペンシルというのがトップの世界でよく言われて来た事で、一時期は反抗心を持ちましたが、今は僕も確かにそうだと思います。
でも一方で、時代にあった見方として、釣果を考えると首振りや、動き系のルアーを覚えるならシングルスイッシャーというのも手だと思います。

そういった訳で、これらの理由をひっくるめて僕はシングルスイッシャー大好きなんです。
大好きと言うか、潰しがきくから、とりあえず持って行くし、投げます。充実感もあります。
気づけば信用出来る奴になっていたという感じです。

今日は久々で長くなってしまいましたね。
雑誌の記事と違って、文章の量を決めたり、整理するという規制が少ないのが面白いかと思っています。
だから自分のノートに近いものなんです。
長い日は、時間をかけてゆっくり読んでください。

本日は以上です。
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シングルスイッシャーは何者か?

昨日の続きみたいな物ですが、とりあえずこのお題ではシングルスイッシャーに言葉の上でのアイコン的な物をつけてあげようと思います。

シングルスイッシャー、それはズバリ「消え去ろうとしている日本文化」です。
うわ、わかり難い。
誰かから聞いたのですが、日本人の文化というのは、恥の文化という物らしいのです。
やっちゃえやっちゃえ、だけではだめで、自ら自分を抑制する。
我慢したり、露骨さを押さえたり、奥ゆかしい、心に少し余裕を持つというもの。
そういうのって、ワビサビっていうの?

まあ、そういう僕はゴリゴリに前に進むパワースタイルを良しとする部分があるのですが、たまにそういった部分が自分の中に残っている事も感じるのです。

トップウォーターの釣りというのは特にそういった部分を遊ぶのが残っているジャンルなのかと思うのですが。
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<ポム君の家系図>

ま、あんまり御託を並べると、ややこしくなるのでルアーを例に話してみましょう。
とりあえず今回は、最近のトップウォーターでは完全に主流となったダブルスイッシャー。
これを、同じペラ物としてキーワードを出して比べてみましょう。

ダブルスイッシャーは、アメリカン、プロペラ、半自動
シングルスイッシャーは、日本、ボディー+ペラ、程よい抑制の手動

そんなイメージです。

ダブルスイッシャーの構造のメインイメージはプロペラな気がするんです。
毎度書きますが、お互いを比べて、解りやすく整理した上での話です。
もちろんダブルスイッシャーもボディーは大事です、それは解っているけど印象としてはプロペラな気がします。ルアーとしてまずプロペラが仕事をしている。ルアーをつくる人間としては、案外個性を出し難い、デザインしづらいルアーとも言えます。あ、ちなみにこの場合のデザインというのは、形、ラインのデザイン性の話ではなく、動きのデザインです。どんな動きを出すかです。まあ、そこを楽しむのが、作り手の楽しみなんですけど。また、逆にプロペラが仕事をするのでビルダーの腕や、意思が無くても形になるのもこのルアーでしょう。

シングルスイッシャーはあくまでボディー+αのプロペラです。
常にボディーとプロペラのバランスを考えなくてはいけない。そうしないと動かないというか、そのバランスで動きの質をコントロールするんです。首を振った後の余韻を持たせて、スライドさせるのか?(ポムはそんな感じ)、ウェイトやプロペラで制御してテーブルターン系にするのか(Qpはこちら)、はたまたそれ以外の何か。作り手としては、すごく真っ当に構造と向き合う、面白いルアーなんです。作り手がそういった幅を持たせる事が出来るという事は、使い手もそのルアーの癖を知って楽しむ遊びが出来るという事です。

つまり、シングルスイッシャーはルアーの構造として、とても抑制の利いた物なのだと思います。
そこにこのルアーの奥ゆかしさと、かっこよさがある。
日本人としてのワビサビを感じる事が出来るのです。

と、ここまで書いて、やっぱりシングルスイッシャーはペンシルに似ているなー、と感じました。
僕が覚えている印象的な言葉に
「シングルスイッシャーは足かせのついたペンシルである。」
という言葉があります。
シングルスイッシャーのルアーとしての機能を見事に言い表した言葉だと思います。


というわけで、シングルスイッシャーはペンシルと同じ、最後に残されたワビサビのルアーだという事です。
ザラを効率よく使うアメリカ人と違い、日本人のペンシルはわびさびによる進化だと思います。

明日は、そのペンシルとシングルスイッシャーを比べる事で、さらにシングルスイッシャーを浮き彫りにして行きましょう。
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今日は宣言通り、シングルスイッシャーの話です。

が、その前に昨日のKKAの答え。
ケーケーエー、これを3回位繰り返すと、「ケーケーエー、ケーケエー、ケーキエー」
景気えー、となるのです。
80年バブルをイメージしたサインは景気がいい証。
プラムフィッシュは僕にとって景気の良い色なのです。


ここで四方山話はおわって、シングルスイッシャー。

まず始めに、お店の人から
「シングルスイッシャーって、トップをして間もない人とかにはわかり難いルアーなんですよ。」
と言われたとき、一瞬「なんで?」と思いました。
そして、すぐに自分もそうだった事を思い出し、「なんで?」と思ってしまった自分を反省した訳です。

簡単に言うと、シングルスイッシャーって、トップ界の立ち位置が解りづらいんだと思うんです。
今まで、ルアーの種類一つ一つの区分けははっきりはされてないですが、例えば僕的にこんな風な印象じゃないかと思います。

例を書いてみますと

<がっつき系>ノイジー、ダブルスイッシャー、リップもの
<おおらか系>ペンシル、ダーター
<一発大物系>ダーター、ポッパー
<器用な優等生>シングルスイッシャー、ポッパー、ペンシル

印象で書いたのでこれが全てではないですが、こんな感じじゃないかなーと。
ポッパー、ペンシル、ダーターは2度登場させていますが種類によって違うかなとか思いますし、ダーターは器用に入れる事も出来るでしょう。
ま、印象です。

で、クラスメイトでもそうでしたが、割と顔が良くて、性格もなかなか、成績も良い。
みたいな人って、あるきっかけで、特徴の無いやつ、と言われたりするんです。
僕もそれで悩んだ口です。ウソです、僕はダーターみたいなもんで、いつも一発大物狙いでした。

同じスイッシャーでもダブルスイッシャーだと、釣れる安心感がある(ルアーが仕事をしてくれる)。
同じ首振りでもペンシルなら、何処か割り切って「これで釣るんだ!!」みたいな思い入れが出来る。
でも、シングルスイッシャーはそこが解りづらい。

何かを評価するのに6角形とかで表現する事がありますよね。
シングルスイッシャーはあれで表すと平均的に奇麗な6角形になるタイプです。
動かしやすい、投げやすい、楽しい、釣れる。
文句は無いですし、僕は大好きです。
でも、何かがものすごく特別な物ではない
でもね、器用な事、使いやすい事、答えてくれる事、というのは、自然とやり取りをする釣りという中では、とても大事な事です。
一生懸命釣りを勉強すればするほど、そう思うようになりました。
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<6角形表の例>

「良いとか悪い」では無くて「わかり難い」
これがまさしくシングルスイッシャーの悩みなんでしょう。

という訳で、これから
●シングルスイッシャーは何者か?
●シングルスイッシャー好きのよろこび
●シングルスイッシャーの使用例

と、シングルスイッシャー徹底解剖に入りましょう。
そして、ある時僕の中で起きたシングルスイッシャー革命のように、シングルスイッシャーを好きになってもらいましょう。


明日に続く
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さてと、ここを書く前に少し昨日のネタに補足を入れました。
昨日の一番下に書き足しましたので、そちらも見てください。

今日もまずは写真から(今日も仲良くポムとQP)
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<明バック>
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<暗バック>

それからもう一枚。
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<こちらが写真撮りに苦戦した背中の色>

宇宙タナゴに次いで見え難かったのはこのプラムフィッシュではないでしょうか?
ざっと特徴を説明するとアルミ張りの魚のベースの上にクリアーの赤が吹いてあり、
背中はクリアーのディープパープル。
ただし、パープルは暗くなりすぎると色がわかり難いので、少しシルバーを混ぜて、キラキラさせています。
おなかはややぼんやりとした白で、側線にくっきりはっきりの白色のライン。
背中は80年代のバブルを思い出させる、ちょっとリッチな感じの痴虫のサイン。

丁度これの塗りを仕上げている頃、彼女が民芸のお皿や器を買っていたんです。
で、それを見ながら、民芸についてその無名性、作者の名前より、その道具が持ち主と同関係を持つかみたいな話をしていて、僕も道具をつくる人間として
「わかるわ~、結局はつくった物は自分の手を離れて、新しい持ち主にどう可愛がってもらえるか、が大事やからなあ。自己主張だけではいかんのよ。」
的な事を話したりして。
そんなことを言いつつ作業に戻って、このコテコテのサインが目に入った時、少し恥ずかしい気持ちになったのを思い出しました。僕は民芸からは遠い人間だと…。

ちなみに、このルアーのサブネームは「KKA(ケーケーエー)」
意味わかりますかね?
ヒントは今では考えられない、そんな時代もあったのだと。
(答えは、明日の痴虫ノートにて。)

四方山話だけで長くなってしまいましたが、このルアー、痴虫の課題である「赤を研究せよ!!」
の一つの形です。(他に「青を研究せよ!!」とかもありますが…。)

前回の海馬ではフルソリッドの赤でしたが、今回はウッドルアーで出来る赤の光をどうやって遠くまで飛ばせるかがテーマでした。
世には、このようなホロや光り物に赤をのせた色はあるんですが、僕のはじめのイメージソースはクリアレッドのプラスチックルアー。
世の赤色のルアーの中でも抜群のきらめきはクリアレッドだと思ったんです。もちろんウッドは透けないので、そこを工夫して出来たのがこの色。結局は、ホロの上に赤をのせた物と似た感じになりました。

そんな思いで出来た色ですが、この色は割と古い伝統色としてもクランク等で見る事が出来ます。きっと、何かしら魚のスイッチに触れる要素のある色なんだと思います。その辺りはこれからの課題、是非実体験をして書きたいです。

ちなみに、僕の心の先生の一人、小川健太郎さんは、赤は血の色だとおっしゃります。
これを初めて知ったとき、なんじゃこの人はと心が躍ったのを思い出します。
血の話ついては、僕なりにとある経験で感動した事があるのですが、それはいつか色別の話でもする時に書くようにしましょう。
(忘れないように、実際の痴虫ノートに今メモを書き込みました。)

今日はそんな所で。

<補足 9/9>
コパザリより始まったモノクロモード、こちらにも追加。
さあ、お決まりの薄目でご覧下さい。
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<明バック モノクロ>
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<暗バック モノクロ>

その結果、ものすごく面白い発見がありました。
思ったよりホイルの赤色の部分が明るい。
この色の中心であるホイルの赤はこの写真で見る限り、暗い方の中間色になると思います。
光を取り込んでくれた分、べた塗りの赤より、時に明るく、少ない光にも反応してくれている気がしました。
これは、机の上でのことですが、嬉しい発見です。

それと、暗くなった時に(暗バック)狙いだった側線の白が効いていてくれて嬉しかった。
ちなみにこの側線の要素、ここでは説明しないですが、一つ下の3の説明と少しリンクするんです。
光を透過した時の魚の図とか見ると、ほら、このラインがニュルリと。
まあ、ここでは明暗が反転していますが、ここに何かあるのは偶然ではない、という事は確かだと思います。
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