まずはいつも通りのスタートで、写真に行きたい所ですが、写真を取る時間がない。
という訳で、おしゃれブルースポットの序文のみ


ソリッドボディーに単色のスポットが並ぶのは、伝統色としてあります。
例えばオレンジボディーにブラックのスポットとかは有名だと思います。
これはそのスポットを、筆でぬる。しかも、ぼかしまで再現するという遊び心のカラーなのです。
前回のアイボリー/ブラックしかり、今回のブルー/ベージュしかり、たった2色でルアーカラーを構成すると言うのは、ついつい複雑な、悪い言い方をすれば、小賢しい色を塗る自分への戒めでもあるのです。

古いものを破壊し、新しいものを追求する。その半面、伝統というものから完全に離れる事が出来ず、常につかず離れずの位置にいる自分があります。
そういった意味で、ソリッドカラーや、2色の色で構成する(今回なら「3」と言う3色の色だけで構成すると言うものも含めて)色をカッコ良くできるかどうかが、ペンシルを作るがごとく、作り手の腕を出せるような気がして、ラインナップから外せないのです。

他にも、こういったいわば背面と腹面の色に変化が無い色は、ルアー内で極端な色の変化が無いため、魚に嫌われにくい色になるのでは無いかとも思っている訳です。


今回のおしゃれブルーベージュスポットはブルー/ベージュの組み合わせ。
色という部分でいうと、メインの印象はブルーで、ポイントとしてベージュのスポットが効いてくる、という色になります。

という訳で、この色を説明するという事は=ブルーを説明するという事になるのですが、


その辺りは旅から帰ってからという事で。失礼します。
ドロン
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# by chimush1 | 2010-09-15 23:50 | ルアー 色
シングルスイッシャー使用例第2例目として、クリアウォーターでの釣りを御紹介します。

といっても、クリアウォーターは少しずつ経験をためているところで、これじゃ無いといけないとか、こうやればいける、みたいなのでは無い事は先に述べておきます。

その昔、なじみの釣り具屋の大会で数度訪れたクリアウォーターのリザーバー。ふと気になって久々に行く事に。魚が見えてテンションが上がるのと裏腹に、なかなかバイトまで持ち込めない。

それまで、マッディーからステイン中心の釣り生活だったために、自社の製品はどちらかと言うと水をしっかり噛むと言うか、抵抗の強いものが多く、早い速度に対応出来ず。
クリアウォーターの釣りはなんだか見られている感が強いと言うか、見切られるんじゃ無いかと思ってしまってついついルアーを早く動かしたくなるんです。

そんな時に違和感なく使えたのがポムシリーズの二つ。

というかシングルスイッシャーはもともと、ボイルうち等にも使っていたので、少し慌て気味の動きは出せる。
はじめは普通に誘いつつ、魚が追ってきたところで速度をアップ、みたいなイメージで使っていました。
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<この時はポムだった気がする。今秋リベンジに行きます。>

その日一番チャンスがあったのが、人工の浮きものの影についた数匹の群れ。
浮きものの横を少し早めに飛沫を上げつつ首振りさせると、影の中からバスがすーーっと…。
まあ、すーーっと出てきただけで結局食わせるまでは至らなかったのですが。

イトウの時同様に、これで行くぞ、と思ってもっていった訳では無いポム達を一番多く投げる事になり、ここでもその対応力の広さを感じる事が出来たのでした。

ちなみに、その後もう少しイレギュラーな速度の変化を出すべく開発に勢力を注いだのが、スラッシュポムです。


今年の秋にリベンジしに行く時は、ただ巻きの中で速度変化で食べさせせる「可変リトリーブ(大阪の伊勢吉の三宅さん考案)」という技を首振りバージョンにアレンジしたのを試したい。

可変リトリーブの基本は、たとえば基本の速度(例えば5の速さとする)で巻いて来たものをほんの一瞬スッと2~3くらいに落とす。
そしてそのすぐ後に、今度はもとの速さより速い8位の速度に上げるんです。

そうすれば、同じ速度で付いてきた魚の目の前に、一瞬ルアーが近づいて距離が縮まる。
魚が「あっ」と思ったその瞬間、今度はルアーが速度を上げて逃げて行く。
そこで、逃がしてはなるものかと、スイッチが入るんです。
(ルアーで説明した所を小魚に置き換えるとよりイメージしやすいかも。)

ただ巻きの中で、ここぞと言う所、もしくはもう自分に近づいて気づかれる。
というタイミングでこれをやって、食いきらない魚に口を使わせる。
これを首振り系でやってみようと。


ちなみに、この可変リトリーブは今まで
バス、アジ、メバル、シーバス、イワナ
海、川、湖どこでも効いた、ものすごいメソッドです。

食わせの間を自分で作るんですね。
本当にすごいので、騙されたと思ってやってみてくださいませ。


・シングルスイッシャーはボイル打ちが似合う
・ボイル打ちからのサイズ&シルエットの話
はまた次回

明日はカラーリングに戻ります。
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シングルスイッシャー使用例 数日前のシングルスイッシャーの説明を軽く復習してもらって、今日は実例ほ含めたポムとQpの話へ。

シングルスイッシャーは特殊性が無い代わりに非常に対応力があり、潰しの効くルアーだという事を述べたのですが、それは色々なところで実感しました。

・流れのある川の釣り。
・クリアウォーターでの釣り。
・マッディーウォーターのアシ際のでの釣り。
・リザ-バーの釣り。


ちょっとバスから離れますが、まずは一つの釣行例をもとに、ポムとQpのコンセプトの違いなどを話して行こうと思います。

<流れのある川の釣り>

それは北海道へイトウ釣りに出かけた時の事でした。
もっていけるルアーも少なく、その頃はまだ渓流の釣りもしていなかった僕は、分けも分からず、当時出していた全てのルアーを2~3コずつと、テスト中のルアーを少しもって行く事に。
そして、その中で役に立ったのがポムシリーズとめめず、そして東所沢でした。
得に、ポムシリーズはポム、Qp共に魚をキャッチし、それ以外にもバイトをもらう等、かなり活躍しました。

当初、バス感覚で考えていた僕は、海馬に絶対の自身をもっており、まずはその力をここでも再確認するつもりでした。
しかし、実際の釣りでは、流れのある川を釣り上がりながら、上流に向けてルアーを投げて行くスタイル。
海馬の可能性は感じつつも、しっくり来させる事が出来ない。

そこで、ガイドの大学生二人のまねをして(二人は、流れの中できっちり首を振るペンシル等を基準にルアーローテーションをしていました。)首ふり系に。
流れの中で上手く首を振らせるという事で、クルクル首を振らせる事のできるQpをチョイス。
流れにのせて動かしているルアーが、アウトベンドの木の前を通った瞬間、水面が割れてイトウがバイトしてきました。

流れの中でかけた魚は引きが強く、竿を落としそうになりながらも、フォローしてもらって何とかキャッチ。
うっひょー、イトウ最高ー。と言ったかは憶えていませんが、めちゃくちゃ嬉しかった1本でした。
そうか、こう言った流れの中から魚がでてくるのか、そう思いつつ釣り上がる事に。
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<初イトウは流れの中Qpのテスト中のレッドヘッドでした。>

次に魚をかけたのは、めめずでした。川の少し弛んだたまりの奥に投げて連続の首ふりで、自分にだいぶ近付いてきたところでどばんと水面が割れました。

その次の東所沢のバイトは物凄かったのですが、キャッチ寸前で針とヒートンを繋いでいたケブラーの糸が切れてさようなら。
バーブレスなので上手く外れてくれるといいのですが、はじめの魚より確実にでかい魚だったので、かなり興奮しました。

どうもその日は当たりの日だったようで、上手くバイトを拾えましたが、午後から翌日の昼過ぎまで何の音沙汰も無く、やはり簡単な釣りでは無いんだと言う感じました。
 次にバイトがでたのは2日目の午後。少し流れのゆるめの所を今度はポムをドリフト気味に流しながら首を振らせ、水面が割れました。
すこし空いた後の魚だっただけに、とても嬉しかったのを憶えています。
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<ポムで釣ったのは木が倒れて流れが緩んだごみだまりの前。もぐらデスという水色ベースのカラーでした。>

 その釣行では、他にもバイトはあった物の、キャッチ出来たのはその3匹。まあ、彼等いわく坊主の日もザラにあるので、かなりの良いできだったそうで。
そんな昔話を釣りとして、再分析出来る様になったのは数年後、渓流釣りをするようになってからでした。


5フィートちょいの短いスピニングロッドを器用に使い、小さなミノーを流れにのせてトゥイッチさせたり、流れをきってトゥイッチさせたり。
そうして魚のでてくる場所の情報を自分の中に集めて行く中で、ふと、イトウの釣りを思い出しました。

マス類であるイトウもあんな大きな身体をしつつも、全く同じような習性で同じような条件で出てきていたと。
渓流をしている人間なら当たり前に投げるコースも、イトウ釣りの時はそんな事分かりません。
見よう見まねと、何かしらの勘で巡り当てた魚は、出るべくして出たのだと、時を数年へて分かりました。


そんなイトウ釣りの出来事と、その後の渓流釣りから解った、流れの中で魚を釣る方法の様なものを書いたのですが、僕が行くバスの釣り場では、ここまで全体的に流れている事はそこまでは無いのです。
でも、そこそこの流れでもやはり魚は流れのルールに乗っ取ってえさを食べている感じがします。

で、そういった川の中で釣りをする時に、自分より上流に投げて流しながら釣りをする場合は、ウェイトの効いたQpが役に立ちます。
慣れればポムでも何とかなるのですが、やっぱりQpの方が楽です。
尻側にしっかりウェイトが効いているので、ルアー自体流されていても、お尻を始点に首を振らす事が出来る。
ポムはどちらかと言うと体全体で動きをとるので、どちらかというと、緩い流れから止水を少し左右にゆとりを持って降りながら釣るのが気分ですかね。
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<左がQp、右がポム>
(わずかだけどQpのお尻が沈んでいるのが解るでしょうか。
ほんの少しだけど、斜め浮きと水平浮きの感じも見て取れます。
微妙な差だけど、使う側にとっては大きな差になるのです。)

ミノーを例に挙げて話すと、ポムはフローティングミノー的、Qpはシンキングミノー的な気がします。
渓流などでも、シンキングミノーは流れに強いのですが、それはルアー内の重心の分配によってそのルアー自体の動きに「おきあがりこぼし」的な戻る、もしくは止まる要素を生み出している。
それに比べて、フローティングミノーは、何処か水に押されたりしながらも、ぎりぎりのバランスをとりつつ揺れていると言うか、影響されている感じ。


てなかんじで、何か一つでもピンとくれば良いと思って、色々書いてみました。


まとめると、ポムは限りなくペンシルに近いシングルスイッシャーであり、それはノーウェイトの水平浮きボディーに小さいペラという、惰性を生みやすい設定だから。
トントーン、と指先に重さを感じながら小気味良い首振りと、少し惰性の付く伸びを楽しむルアーです。

それに比べ、Qpは従来のシングルスイッシャーに近いものだと思います。ボディーの後方にウェイトを効かせているので、頭ではなく、ややのど元に水を受ける感じになる。
そうする事でキレのある動きの後に惰性が出難い水のからみをする。
目のくぼみも水受けになっているので、ブレーキの役割を少しばかりは手助けしている感じになります。
くるくる動いてぴたりと止まる。
瞬間のきつい首振り、水のあてにも強いので、ぎゅ、ぎゅ、ぎゅと出来るだけ点で仕事して、止めてと冬の釣りにも良いと思います。


今回は流れでの釣りを元にQpとポムの比較をしてみました。
明日に続きます。
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9/9分の最後に書き忘れた、ふぐの四方山話少し追加。
機能的な話ではありません。

今日はこのルアー
ベビーバット&シャークマスクについて
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<明バック>
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<暗バック(初めて、ルアーの方が色が暗いですね。)>

今回はベイビーバット(ゲイラカイト黒)この色はもろにモチーフがあって、
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<これなんですが>
はじめは、カラスという名のパターンがあって、まだ本生産ではお目見えしていなくて、去年のバサーオールスタークラッシックでやったんですが、ボディーの何処かにカラスよけのバルーンの絵が描いてあるんです。
機能的な話でいうと、すごく大きなストライクドットであり、大きな目ともとれる。
そんなギミックの入った色です。
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Qpの色決めでカラスを入れようと、思っていたのですが、カラスのマークは割とおなかよりに入れる感じなので、目の周りのへこみと喧嘩するんです。
でもとりあえずいつも通り、色決め表に色鉛筆で描いて行くんです。
ぱぱぱと数色カラスを描いて、あっと思ったんです。
これ、ゲイラに似てると。
僕はゲイラのデザインってすごいものだと思っていて、あのイメージは脳にへばりついているんです。
じゃあ、今回はカラスでなくてゲイラで行こうとなった訳です。

そんな訳で、カラスほど、強烈な点の出し方ではないですが、ゲイラの目はストライクドットの意味があるんです。黒いボディーの中にぎょろりと浮かび水中をにらむ目です。

(ビームスのポムは戦闘機)
ただ、ビームスの方はポムだったので、目のくぼみがありません。
目に特徴があったQpだからゲイラになった訳で、それなら逆に口に特徴を持たせようと、ポムの方は戦闘機に描かれているシャークマスクという、サメの口をイメージしたギザギザの歯を入れた訳です。
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<明バック モノクロ>
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<暗バック モノクロ>

ちなみに、世の中で黒のルアーというのは割と好みが分かれる気がするのですが、モノクロの写真を見てもらえると解るように、明バックでは非常にはっきりと姿を現します。
ちょっと見え過ぎなくらい。それに比べて、暗バックだと馴染むんですよね。

一つ言いたいのは、黒と言うとシルエットがはっきり出る色だよ、と本等に書いてある場合であってもバックが暗い場合はそれが当てはまらないという事です。
これに関しては、ラバージグを引き合いに出すと解りやすいのですが、ラバージグは色々な使い方が出来るんですが、割とバックが暗い事が多いんです。アシ際に落とす時も、フォール中に背中にアシの壁がある。
ボトムに落ちて誘う時も、ボトムが泥だったりした場合にくらいですよね。
そういった意味で、ラバージグに暗い色が多いのはナチュラルだからと言えるのではないでしょうか?
逆に、プロの古沢勝利さんがよく行われている技に、ラバージグ+ポークの水面直下高速引きというのがあるんですが、この時古沢さんは白いポークを紹介していました。それは、やはり背景が明るいからなのかなと、推測する訳です。
で、それだと、トップは黒要らないんじゃないかとなるんですが、ラーバージグにも白やチャートがあるように、トップにもダークトーンは必要なのです。

時にシルエットが見えすぎると思われる黒、これが強烈に威力を発揮するのは、魚の視界が悪くなった時や、見え難い時です。

<例>
・雨が降って水面が荒れる。(風も同様)
・急に水が濁る
・水面近くまでウィードがあったりアシの中を通して来る、そんな縦の障害物が長く続いて見通しが利きづらい環境。
・ボイルの時など、ルアーを速く動かすとき。

こういった時に、バスはルアーを見難くなると思うのですが、その中で威力を破棄するのが黒や、ダークトーンなのです。
既に説明した、宇宙タナゴは、割とシルエットを見せない使い方で効果を発揮する。
その逆で、黒やダークトーン系のルアーは見える事を頭に置いて、魚が見えづらい環境下で攻める時に使うルアーだと思います。

後、もう一つ例としてナイトゲームには黒が良い、というのも光量が落ちた中でシルエットを見せる事が出来るからという理由です。でも気をつけないと行けないのは、超クリアウォーターでのナイトゲームでは、魚は案外目を使っているようで、夜なのにナチュラルカラーの方が良い事もありました。ケースバイケースで、水の色や、背景、さなかの目線になって、どこまで見せるのかがこの手の色を効かせる肝だと思います。

他にも、小さいシルエットのものは黒ありだと思うんですけど、一つは小さいのでシルエットがはっきり出ても、脅威に感じないのではないかと。
もう一つは、昆虫を意識している時に、マッチザベイトになるからではないかと推測します。昆虫のシルエットは結構暗そうですから。
最近そこまで小さいルアーを使わないので、どうしても推測の粋になってしまうのですが、そんな気がしますということで。
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<ポムとQp顔比べ>

ゲイラの説明は、ベースカラーが真っ黒なので限りなく黒色の説明になりました。黒という色は、確かに魚とかに比べると自然な色ではないので、ナチュラルな感じはしないかと思います。でも、僕のボックスには必ず入れる色です。各ルアーを2個ずつしか選べない時は、明るい系の色と、黒か青を入れます。大きな目で見て、黄色は白の役割を果たせても、黒や青の役割は果たせません。そういった意味で、腹面がダークトーンのこの手のルアーは、状況が解らずに釣りに行く時には、必要な色だと思います。

これ以外にも黒色の話が少しあるので、それは色別の時に少し追加で話します。
・例えばハンクルの泉さんは黒色のバスベイトを多用するとか。
・黒いルアーを使うとこんな風に見えているんじゃないかと言う例とか
そんな事。

という訳で、なかなか人気のない黒のルアーですが時に絶大な効果を発揮しますので、余裕があればタックルボックスに忍ばせて、色々試してみてください。

今回は以上です。
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# by chimush1 | 2010-09-10 23:21 | ルアー 色
ルアー写真、明バック暗バック+そのモノクロをデフォルトにしました。
今日はプラムフィッシュの写真差し替え。
とても面白い発見と、狙いがはっきりと見て取れました。
今日も小さな感動をしました。
8/27の最後に補足を入れましたので、ご覧下さい。


かんばんふぐ

今回もいつもどおり、背景置き換えの写真よりスタート。
背景の違いで、どこが強調されて、どこが馴染むのか?
薄目でご覧下さい。
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<明バック>
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<暗バック>

ふぐね、いつからだろ忘れたけど、結構前から目を付けていたんです。なぜかって、ふぐの模様あれどー見てもルアーにしか見えないんだもん。
僕の中で一時期ルアーの色としての必要な要素をまとめあげた、完璧なカラーと言うのを作ろうと色々模索した時期があるんです。
ルアーと、魚、カエル、虫など水生植物を色々調べ、比べ、こう言った要素が好きなんじゃないかとか。
より魚的な目線で、より鳥的な目線で物を見て行こうとお勉強したんです。
こう言った話をある人にした時に、その物の味方はインディアンに繋がるんじゃないかという、面白い課題をもらった事もあります。
そして、この時の勉強は今に至るルアーの配色や味付けに大いに役立っています。

で、今回のふぐなんですが、まずポイントとして黒い大きな点があると言う事。
それと、上下の明暗差ですね。ルアーとしての大きな要素はその二つです。
ルアーっぽいと言う事は、昨日書いたコパザリの反対で、とても責めの要素が強いと言う事です。

黒い大きな点は、ストライクマークの要素。
かんばんふぐは目のまわりの黒い面積と、お腹の大きな点がそれにあたるのではないかと。
まあ、他にも測線に並んで小さな点がぽつぽつ並ぶのですが。
こういった点の要素はルアーとしても動きを見やすくなるのと同時に、魚からは攻撃すべき場所として
認識するのではないかと。
なんていうか、ちらちらちらと点が動く事で、イライライラとスイッチが入る的な。

それから、上下の明暗分け。
分かれ目にブルーのラインが入ったり、ドットが並んでいたりと少しちらつかせる要素はあるんですが、大きな見方(明暗を見るための薄目をここで使ってみよう)をした場合の明暗差は今回一番です。
なんたって、腹は白、背は黒、中間色が無いみたいな。
Qpもポムも首を降らす時に必ずロールの要素が入ってくるんですが、その時の明暗のスイッチが強いですよね。例えるならクロキン的な強さがあると思う。クロキンは光らせてとばしておいての背の黒が効くんですが
ふぐはお腹の白の面積で、それを行なっている感じです。
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<明バック モノクロ>
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<暗バック モノクロ>

でね、今回もう一つ、思わぬ発見をする事が出来たんですが、この色、今回の9色の中で最も強いアピール色の一つだと思うんです。先ほども書いたとおり、明暗の要素では一番でしょう。
で、前回のコパザリと比べて、自然(ナチュラル)じゃ無いという事になるんですが、ルアーはそれでいいんです。なじませる必要もあれば、目立たせる必要もあります。
でも自然界でこれは目立ち過ぎだろうと。実際のふぐも、割と目立つと思うんです。なんでだろう、自然界で目立つ事のメリットはあまり無いはずなのに、と思った時点で気付いたんですが、これって毒のある生き物の要素なんですかね。
カエルでは、毒ガエル系はみなハデハデしい色をしてるんですよね。黄色に黒の模様とか、黒ベースだけど、明るい色がちりばめられているとか、目立つんです。これは、自分が毒のある生き物だと憶えてもらうために、例え仲間が食われても無駄な犠牲では無く、次に仲間が食べられないためなんですよね。
やっぱりふぐもそれなんじゃ無いかな。

そんな事調べれば分かる事なんですけど、色々不思議な事を考えて行くうちに、そこにたどり着いたというのが大きくて。こんな時、結構感動するんですよ。マジで。

きっとルアーの釣りの中にも沢山のまだわかっていない、要素が残っていて釣れるルアーには必ずその要素の何かが組み込まれていると思います。色に関しても同じくです。僕はそのまだ見えない何かを見つけたいんです。釣りをして、釣り具を作って、釣り仲間と一緒に勉強して、自分の実感と実体験でそれを感じて、感動したい。

色々な検証や、状況にあわせて楽しむために、少しでも可能性が欲しいんです。
「痴虫はなぜ毎回、沢山色を塗るのか」の理由はそこにあるんです、その色が無いと検証出来ない。
無駄な色なんて一つも無い。

今回はそんなところで。
次色に続きます。


<補足>
・あ、そうそう、この看板の魚は大阪では有名な「づぼらや」の看板です。
もっと知ってる人が多いと思ったんですが、以外と無名というか、全国区ではなかったんですね。
・明日より一つずつ過去のルアーの写真も、明バックと暗バック、モノクロを全部入れて行きます。
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<Qpとポムの顔比べ、出っ歯と唇>

<四方山話 9/10追加>

このカラーの着想点は数日前に書いたイトウ釣行のこと。釣りから帰る道中、とある湖に立ち寄りました。
そこもイトウで有名な場所で、休憩所兼トイレの横にあった看板に、その湖にすむ数種類の魚の絵が描かれており、各魚の横には必ず名前が書かれていました。専門科が描いた訳では無いので、絵だけ見てもなかなか分かりづらい。と同時に、日本の魚って案外特徴の無いのが多いのかもなあとも思った訳で。しかし、僕はそこに描かれたイトウの絵をたいそう気に入ってしまい、写真に納めてかえったのです。
後日、無料無償でがんばってガイドを勤めてくれた二人にお礼をしようと考えていた時に、ふと思い付いたのがこの看板に描かれたイトウでした。「あのイトウをルアーにしよう。」ブランクは、その釣行で3人中2人が魚を釣り上げた「めめず」(もう1人もバイトあり)。
普段も色々な生き物を題材に、自分でルアーの色に変換しますが、今回は他人が一度変換した魚を描くという行為。なんだか不思議な気持ちでした。なんというか、自分とは押さえ所が違う。逆にいうと、その人の押さえ方を再現する事で感じる事が出来ました。
この経験が面白く、他人の描いた看板をチェックするようになりました。

ちなみに上で使っている「押さえる」という言葉は、「つぼを押さえる」とかと同じ使い方で、その魚の特徴の掴み方みたいな意味でつかってます(分かるか…)。
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# by chimush1 | 2010-09-09 23:01 | ルアー 色